骨仏とは? わかりやすく解説

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こつ‐ぶつ【骨仏】

読み方:こつぶつ

寺に納められ遺骨集めて粉にし、セメント固めて作った仏像

[補説] 各地にあるが、大阪市天王寺区にある一心寺阿弥陀像が有名。ほぼ10年ごとに造られる最初の一体は明治20年(1887)に造立


こつ‐ぼとけ【骨仏】

読み方:こつぼとけ

遺骨また、死人

正月二日の—とはなりぬ」〈浮・男色大鑑・七〉

人をののしっていう語。

「やあ、広言なる—」〈浄・妹背山


骨仏

読み方:コツボトケ(kotsubotoke)

白骨からなる仏像


こつぼとけ 【骨仏】

白骨を粉にして布海苔加えて仏像作り上げたもの。大阪一心寺一八八七(明治二〇)年に作ったのが近代では最初で、以後これをまねる寺が出現古く室町初期応永飢饉による死者の骨で六体地蔵尊作った記録がある。→ 骨

骨仏

作者久生十蘭

収載図書日本探偵小説全集 8 久生十蘭
出版社東京創元社
刊行年月1986.10
シリーズ名創元推理文庫

収載図書現代怪談集成 〔新装版
出版社立風書房
刊行年月1993.7

収載図書わがひそかなる愉しみ
出版社光文社
刊行年月1994.11
シリーズ名光文社文庫

収載図書日本ミステリー1世紀 上巻
出版社広済堂出版
刊行年月1995.5

収載図書怪奇探偵小説傑作選ハムレット 3 久生十蘭
出版社筑摩書房
刊行年月2001.4
シリーズ名ちくま文庫


骨仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 15:38 UTC 版)

一心寺」の記事における「骨仏」の解説

お骨佛堂に祀られている。通常お盆の間だけの施餓鬼法要年中無休やっている寺として知られまた、宗旨に関係なく参詣1万円からの費用納骨受け入れる寺(現在は創価学会のみ受け入れ拒絶している)でもあったため、全国から多く納骨集まった。 現在も年中無休で年2万ほどの法要納骨受け入れ10年分をあわせて骨仏が作られている。現在は第七期から第十三期2007年平成19年開眼1997年平成9年)から2006年平成18年)末までの骨で作られている)の骨仏が安置されている。遺骨総数2002020年令和2年1月現在)で、大阪市無形民俗文化財にも指定されている。 廃止され梅田墓地の遺骨移転し納められている。 また、宇野浩二小説にもしばしば骨仏が描かれている(『思ひ草』など参照)。 当初は本来の墓のほかに分骨一心寺納めて骨仏にして供養するという形態であり、全骨の場合受け入れてきたが、21世紀に入ってからの改葬墓じまい増加影響遺骨持ち込み急増し対応しきれなくなったことから、2021年令和3年)から持ち込め骨壺サイズ小型に制限し改葬納骨受け入れない、という受け入れ制限2020年令和2年1月新聞広告にて発表した

※この「骨仏」の解説は、「一心寺」の解説の一部です。
「骨仏」を含む「一心寺」の記事については、「一心寺」の概要を参照ください。

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