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香大農R-1【カダイノウR-1】(果樹)

登録番号 第13646号
登録年月日 2006年 2月 27日
農林水産植物の種類 ぶどう
登録品種の名称及びその読み 香大農R-1
 よみ:カダイノウR-1
品種登録の有効期限 30 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 国立大学法人 香川大学
品種登録者の住所 香川県高松市幸町1番1号
登録品種の育成をした者の氏名 岡亮
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「リュウキュウガネブ」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配して育成されたもので、果皮の色青黒又は紫黒果粒の形が円で小粒育成地(香川県さぬき市)では9月中旬成熟する中生種である。広がりは大、樹勢は強である。熟太さは太、色は褐、節間横断面の形は楕円表面形状は滑、幼先端の色は薄赤、巻きひげ着生は2である。花穂着生数は中、花性は両性花粉多少は中である。成葉身の形五角形、裂片数は3片、葉身横断面の形は状、葉縁鋸歯の形は両側直線葉柄裂刻及び成上裂刻の一般的な形は開く、成大きさは中、上面の色は黄緑葉柄の色は緑、成下面葉脈間及び下面主脈上の綿毛密度は中、葉柄綿毛密度は粗、中肋対す葉柄長さの比及び葉柄太さは中である。穂梗の太さは細、長さは長、色は緑である。果房の形は有岐円錐大きさは小、長さは短、着粒の粗密は密、果梗の太さは細、長さは短、色は黄緑である。果粒の形は円、大きさは小、果皮の色青黒又は紫黒、果粉の多少は多、果皮厚さは厚、果皮果肉分離性は易、果肉の色は不着色、肉質中間甘味は高、酸味多、渋味は中、香気は無、果汁多少は中である。種子の数は多、形は短、大きさは小である。発芽期は早、開花期及び成熟期は中で育成においては9月中旬である。果実着色難易散光着色、花振いの多少及び無核果粒の混入は多、裂果多少は無~極少、果梗の強さは強、果梗と果粒分離は難である。「リュウキュウガネブ」と比較して、成の裂片数が3片であること、果房大きいこと等で、「ヤマ・ソービニオン」と比較して、穂梗が長いこと、種子数が多いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成元年大阪府立大学農学部実験圃場大阪府堺市)において、「リュウキュウガネブ」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配しその実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続12年からは香川大学農学部附属農場香川県さぬき市)で増殖行いながら特性の調査行い14年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「香農ブドウR-1号」であった




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