養源紅もち【ヨウゲンクレナイモチ】(食用作物)
登録番号 | 第14883号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 養源紅もち よみ:ヨウゲンクレナイモチ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩塚製菓株式会社、山崎弘 | |
品種登録者の住所 | 新潟県三島郡越路町大字飯塚1264番地、新潟県長岡市深沢町62番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山崎弘、山崎一男、神田正栄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ミルキークイーン」の変異株から育成されたものであり、育成地(新潟県長岡市)における成熟期はやや晩生、ふ先色が赤の糯品種である。稈の長さはやや長、太さはやや太、止葉葉身の姿勢(初期観察)及び同(後期観察)は立、葉身表面の毛茸は少、葉耳のアントシアニン色は無である。穂の主軸の長さはやや長、穂数はやや少、主軸の湾曲程度は垂れる、穂型は紡錘状、外穎の毛茸の多少は多、穎色は黄金色、外穎先端の色(ふ先色)は赤、護穎の長さは中、色は赤、穎のフェノール反応は無である。芒は有、色(初期観察)は淡赤、最長芒の長さは短、芒の分布は全体である。玄米の長さはやや長、幅はやや広、形は半円、色は白、香りは無又は極弱である。胚乳の型は糯、出穂期(50%出穂)及び成熟期はやや晩生である。穂発芽性は難、耐倒伏性は強、脱粒性は難である。蛋白質含量は中である。「ミルキークイーン」及び「こがねもち」と比較して、止葉葉身の姿勢(後期観察)が立っていること、外穎先端の色(ふ先色)が赤であること、穂発芽性が難であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(新潟県長岡市)において、「ミルキークイーン」の中から変異株を発見し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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