食材としてのゴマとは? わかりやすく解説

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食材としてのゴマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 02:44 UTC 版)

ゴマ」の記事における「食材としてのゴマ」の解説

鞘の中入った種子食用とする。鞘から取り出し洗って乾燥させた状態(洗いごま)で食用となるが、生のままでは種皮固く香り良くないので、通常は炒ったもの(炒りごま)を食べる。また、剥く、切る(切りごま)、指先ひねり潰すひねりごま)、すり鉢擂り潰す擂りごま下記参照)などして、料理材料薬味として用いられるまた、伝統的にふりかけ用いられることが多い。味の特徴としては、白ごまほのかな甘みがあり、黒ごま香り強くコクがある。黄ごま(金ごま、ごまとも)は香りがよく、味が濃厚である。 擂りごま すり鉢使ってごまを擂り潰したもの。また、少量擂りごまを得るには「卓上ごま擦り器」のような道具が便利である。ごまが半ば粉砕され含まれていた油分滲出してきて、ややしっとりとした感じになる。とくに和食において、白和えはじめとしてさまざまなレシピ活躍する食材である。 ごまダレ タレ一種で、擂りごまなどを材料用いたもの。サラダなどに用いる「ごまドレッシング」も類似のものである。 練りごま ごまを完全に粉砕しピーナッツバターのように油分含んだままペースト状したもの。これに植物油調味料入れると芝麻醤になる。 ごま油 含油率が約50%以上あるため、搾ってごま油として用いられる煎りごまを材料に独特の香り出した焙煎ごま油と、ごまを煎ることなく精製し、ごま本来の旨み出した太白油・白ごま油(未焙煎ごま油)とに分かれる調理油・調味料として用いる他、未焙煎ごま油製菓用油やマッサージオイルなどにも使用する詳細は「ごま油」を参照 青汁利用行われている。ミネラルビタミン食物繊維のほか、抗酸化作用のあるアクテオシド含まれている。

※この「食材としてのゴマ」の解説は、「ゴマ」の解説の一部です。
「食材としてのゴマ」を含む「ゴマ」の記事については、「ゴマ」の概要を参照ください。

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