項目説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 22:03 UTC 版)
名称 その宇宙機の名称。正式名称であるかどうかは問わず、日本語の名称をなるべく記述する。JAXA(ISAS、NASDA)系の宇宙機はひらがなの愛称を名づける傾向にあるが、他国との共同開発やUSEF系の宇宙機はその限りでない。愛称は打上げ成功後に発表されることが慣習となっているが、失敗した場合はお蔵入りとなる。お蔵入りとなった名称が分かる場合はそちらを使用し、名称の右に†の印をつける。 略字 その宇宙機の英字略称。こちらが正式名称である場合もある。通常はその宇宙機のミッション内容に沿った英語の頭字語である。 主な目的の内容・備考 その宇宙機の主なミッション内容を簡潔に記述する。特筆性があるとみとめられる宇宙機についてはそのことをここに太文字で記述する(例:日本初の○○)。 質量 宇宙機の質量は運用する時点によって異なるので、注意が必要である。特に静止衛星や惑星探査機は目的の軌道に投入するために多くの推進剤を使用するため、質量が大きく変わる。ここでは原則としてその宇宙機の打上げ時の質量を採用する。ただし静止衛星の場合は静止軌道投入時における質量を記載する。宇宙ステーション補給機に関しても搭載物を含めた機体全体の打上げ時の質量を記述する。ただし、おおすみのようにロケットの上段と接続したままの宇宙機に関してはロケットの部分の質量を引いた値を記述する。なお情報収集衛星は機密保持のため質量は非公表となっている。 日付 基本的にはその宇宙機が打ち上げられた年月日を記述する。ただし主衛星から分離した孫衛星やローバーに関しては、切り離された年月日を記述する。打上げ場所がどこであっても基本的には日本標準時間に直した日にちを記述する。 打上げ機 その宇宙機を打ち上げた打上げ機を記述する。日本以外の打上げ機に関しては()内に国名を記述する。 射場 打上げ機が打ち上げられた射場を記述する。海外の打上げ機の場合、通常海外の射場である。 軌道 その宇宙機のミッション軌道を記述する。静止軌道の場合は()内に経度を記述する。月周回軌道といったように特に明示が無ければ地球周回軌道である。下記の高度、傾斜角の項目を含め、これは宇宙機の現在の軌道データではないので注意。中には運用が終了して、すでに地球に大気圏再突入して燃え尽きた衛星もある。なお、情報収集衛星は機密保持のため軌道要素の詳細は非公表となっている。しかし一部の情報収集衛星はNASAのNSSDCのウェブサイトで軌道データが公開されているので、その場合はNSSDCによる数値を記入している。 高度 軌道の高度。楕円軌道の場合は近地点-遠地点を記入する。 傾斜角 軌道傾斜角を記述する。静止衛星の場合は必ず0度である。 資料 参考にした書物、ウェブサイトを脚注の形で残しておく。
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