除斥とは? わかりやすく解説

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じょ‐せき〔ヂヨ‐〕【除斥】

読み方:じょせき

[名](スル)

取り除くこと。除外すること。

「及ぶ可く限り弊害を—するにあり」〈利光鶴松政党評判記

裁判官裁判所書記官などが、事件やその当事者特殊な関係にある場合に、裁判の公正を期するため、その事件の職務執行できないものとすること。→回避忌避

法人清算などの場合に、一定期間内に届け出申し出をしない債権者弁済配当から除外すること。


除斥

ある審判事件について前審関与当事者との親戚関係などの除斥原因のある審判官審判書記官を、その事件についての職務執行から予め除外する制度特許法139,140142144条,144条の2(実用新案法意匠法商標法において準用)。 除斥原因がある場合は、当事者又は参加人は、除斥の申立をすることが可能である。


除斥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 07:49 UTC 版)

除斥(じょせき)とは、一定の要件を有し手続の公正さを失わせる恐れのある者を、その手続における職務執行から当然に排除することをいう。また、除斥の対象となる事由のことを、除斥原因という。




「除斥」の続きの解説一覧

除斥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:10 UTC 版)

検察審査員」の記事における「除斥」の解説

検察審査会長は検察審査員対し被疑者氏名職業及び住居告げ、法第8条規定する除斥事由あるかないかを問わなければならない(法第34第1項)。 検察審査員は、除斥事由がある場合は除斥事由がある申立をしなければならない(法第34条第2項)。 除斥事由があるとする時は、検察審査会議当該検察審査員に対して、除斥の議決をしなければならない(法第34第3項)。

※この「除斥」の解説は、「検察審査員」の解説の一部です。
「除斥」を含む「検察審査員」の記事については、「検察審査員」の概要を参照ください。

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