防災関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 17:20 UTC 版)
「東山トンネル (愛知県)」の記事における「防災関係」の解説
西行きのトンネル内。画像左は東山換気所への連絡口兼転回路、画像右は四谷転回路。壁は白系のセラミック系無溶剤塗装として道路照明の輝度を向上させている。 トンネル構造であるため、排気ガスが外へ出られないことから強制排気のための換気所が設置されている。換気所、換気設備の規模を決めるにあたっては計画交通量の算出が必須である。まず、トンネルの防災等級は、トンネル距離と計画交通量72,800台/日からAA級(掘割区間はA級)とされ、進行方向左側に幅員を広めに取った防災用避難通路を設けている。この計画交通量から、換気はトンネル内天井に換気ダクトを、地上部に大規模な換気所を3か所設置している。換気ダクトは天井にコンクリート製の板を設けて送気ダクトと排気ダクトに分かれ、送気は2つの換気所(排気も兼用)から送られ、ほか1つ(新池換気所)は送気専用とした。なお、天井板を設ける構造は、天井板崩落事故以前の笹子トンネルと同様の手法である。崩落事故ののち本トンネルにおいては緊急点検を実施している。なお、天井板については既に撤去の方針が決定し、2019年2月3日より終日通行止の上で撤去工事が始まっている。 非常駐車スペースは500m間隔で配され、トンネル全体で5箇所設置した。また、非常電話は100m間隔で設置した。非常時に消防車が反対車線に入るための転回路は5箇所(自動車対応分)となっている。2つの非常口のほかに東山換気所と緑橋換気所も地上と階段連絡することで非常口としての機能を有し、進行方向右側に転回路兼用の扉がある。そのほか、水噴霧設備、監視用テレビ装置、拡声放送設備を設けており、これらを管制する指令所は当初は黒川交通管制室と緑橋施設管制室の連携で行ったが、2011年以降は黒川交通管制室に一元化した。 最高速度は排気ガスによる煤煙の影響で視認性の低下が懸念されたことや、トンネル火災への対策も考慮して、名古屋高速各線の標準的な最高速度よりも10km/hダウンとした50km/hで設定している。
※この「防災関係」の解説は、「東山トンネル (愛知県)」の解説の一部です。
「防災関係」を含む「東山トンネル (愛知県)」の記事については、「東山トンネル (愛知県)」の概要を参照ください。
防災関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/30 09:22 UTC 版)
スタンドパイプが設置されている。また、防災訓練も実施している。
※この「防災関係」の解説は、「世田谷区立富士見公園」の解説の一部です。
「防災関係」を含む「世田谷区立富士見公園」の記事については、「世田谷区立富士見公園」の概要を参照ください。
- 防災関係のページへのリンク