超空間波動怪獣 クインメザード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:23 UTC 版)
「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事における「超空間波動怪獣 クインメザード」の解説
第37話「悪夢の第四楽章」に登場。 過去に登場した波動生命体と同種の怪獣。形態はサイコメザードに酷似しているが、黄色い複眼(サイコメザードの目の色は青)を持つ頭部と鞭状の両手を持ち、腹部だけでなく背後の襟巻きにも人面が浮かんでおり、さらにそこから4本の触手が新たに生えている。時空の歪みに潜み、都内のテレビ局KCBの社屋を占拠し、その設備の電話回線を利用して人々の精神を汚染させる干渉波を広範囲に拡散し、洗脳した人間同士を争わせようとする。これまでの波動生命体の中で最も高い知性を持ち、駆け付けた藤宮の前に稲森博士に擬態して登場し、人類に殺された動物や怪獣たちの怨嗟を大義名分にして自身の行動の正当性を語る。さらに藤宮を利用して玲子を拳銃で射殺させるように仕向けようとするが、逆に自身が彼の銃弾に貫かれ、直後に擬態を解いて電話回線から超空間内部へ潜り込み、そこで正体を現す。波動で空間に時空の歪みを作ることができ、背中の両脇から伸びた触手から電撃を放つ。劇中ではガイアと戦う際も稲森博士の声を借りて人語を発する。幻影ウルトラマンアグルを作り出して攻撃させガイアを苦しめるが、XIGの特殊弾によって時空の歪みが不安定になり苦しんでいるところをガイアV2のリキデイターを受け、爆発四散する。 スーツアクター:森英二 デザイン画では、「クイーンメザード」という名称だった。頭部と身体の周囲を取り囲んでいる白い顔と手を新たにデザインしている。 脚本の長谷川圭一によれば、当初は「世界中に波動生命体が出現して暴動が起きる」というストーリーを考えていたが、撮影が困難になるだろうと考え、舞台をKCBに絞っている。 造形物はスーツのほか、爆発用人形も用意された。
※この「超空間波動怪獣 クインメザード」の解説は、「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の解説の一部です。
「超空間波動怪獣 クインメザード」を含む「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事については、「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の概要を参照ください。
- 超空間波動怪獣 クインメザードのページへのリンク