諫早 - 長崎間着工後
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「九州新幹線 (整備新幹線)」の記事における「諫早 - 長崎間着工後」の解説
2012年(平成24年)6月29日:国土交通省が鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、フル規格による長崎(西九州)ルート武雄温泉 - 長崎間の工事実施計画(その1)を認可。開業は2022年度末頃を予定。 8月18日:長崎(西九州)ルート諫早 - 長崎間が着工。長崎市内で起工式を挙行。 2013年(平成25年)2月25日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、九州新幹線 武雄温泉 - 長崎間に係る佐世保線 肥前山口 - 武雄温泉間複線化事業の環境影響評価方法書を佐賀県知事および関係市町長に送付。翌26日に公告・縦覧、3月5日に説明会を開催。 4月1日:九州新幹線建設局 長崎鉄道建設所が開所(同月12日に開所式)。 7月25日:武雄市内で、武雄温泉 - 嬉野温泉(仮称)間の袴野橋梁(全長962m)工事の安全祈願祭を挙行。 2014年(平成26年)3月25日:軌間可変電車(フリーゲージトレイン)第三次試験車両を熊本総合車両所に搬入。 4月19日:軌間可変電車(フリーゲージトレイン)第三次試験車両を報道公開。 4月20日:九州新幹線 熊本 - 鹿児島中央間、新八代接続線および鹿児島本線 熊本 - 八代間において、軌間可変電車(フリーゲージトレイン)第三次試験車両の性能確認試験を開始。 8月1日:武雄温泉 - 嬉野温泉(仮称)間の大草野トンネル(全長535m)・宇土手トンネル(全長80m)および橋梁の建設工事起工式を挙行。 10月2日:武雄温泉 - 嬉野温泉(仮称)間のトンネルの三坂トンネル(全長1.4 km)の貫通式挙行。 10月19日:軌間可変電車(フリーゲージトレイン)第三次試験車両の3モード耐久走行試験を開始。 12月22日:政府・与党が「武雄温泉 - 長崎間の開業時期を、当初計画の2022年度末より前倒しし、可能な限り早める」方針を固める。 12月24日:軌間可変電車(フリーゲージトレイン)第三次試験車両のスラスト軸受のオイルシールに部分的な欠損、すべり軸受と車軸の接触部に微細な摩耗痕の発生が確認されたため、同車両の3モード耐久走行試験を一時休止。 12月25日:「九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る佐世保線(肥前山口・武雄温泉間)複線化事業の環境影響評価準備書」を佐賀県知事および関係市町長に送付。翌26日から公告・縦覧を開始。 2015年(平成27年)1月8日:第4回「整備新幹線に係る政府・与党ワーキンググループ」開催。「武雄温泉 - 長崎間の開業時期を当初計画の2022年度末より前倒しし、可能な限り早める」旨が正式決定。 1月9日:「九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る佐世保線(肥前山口・武雄温泉間)複線化事業の環境影響評価準備書」の縦覧期限を同年1月26日から2月4日、意見書の提出期限を2月18日に変更。 1月13日:「九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る佐世保線(肥前山口・武雄温泉間)複線化事業の環境影響評価準備書」の説明会を開催。 1月14日:「政府・与党整備新幹線検討委員会」開催。整備新幹線の取り扱いについて、政府・与党申し合わせ。「武雄温泉 - 長崎間の開業時期を、当初計画の2022年度末より前倒しし、可能な限り早める」ことで合意。 8月6日:俵坂トンネル(嬉野市 - 長崎県東彼杵町、5.7 km)が6年の工期を経て貫通。 2017年(平成29年)5月19日:国土交通省が鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、長崎(西九州)ルート武雄温泉 - 長崎間の工事実施計画(その2)を認可。主な認可内容は「軌道、電気、信号・通信、車両検修などの開業設備の追加」・「武雄温泉駅で新幹線と在来線との間で対面乗換を行うための施設の追加」・「工事費を約5,009億円に変更」の3点。 2020年(令和2年)10月28日:武雄温泉駅 - 長崎駅間の暫定開業時に運行される列車名が「かもめ」に、導入車両がN700Sに決定したと発表。 11月26日 :これまで仮称としてきた新駅の駅名を「嬉野温泉」・「新大村」にすることを正式に発表。 2021年(令和3年)4月28日:武雄温泉駅 - 長崎駅間の路線名称を「西九州新幹線」とすることを発表。
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