表紙カバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 10:10 UTC 版)
「ジャンプ・コミックス」の記事における「表紙カバー」の解説
表紙 初期は4本の横線で下部と区切られた上部1cm程が一色で塗りつぶされ、上記2のロゴが配置されていた。4本線と塗りつぶしは順に廃止されているが、ロゴについては配置場所を自由化しつつも2011年現在においても必ず配置されている。なお、塗りつぶしの色は同じ作品であっても原則巻毎で異なっていた(統一しているものもあり)。また、創刊直後は表紙のタイトルが縦書きのスタイルが主流であったが、1980年代にはデザインが自由化される。 イラストは基本的に4色刷りであるが、ジョジョリオンでは作者が自作した色を再現するため特色を2色加えた6色刷りを使用している。 裏表紙 初期は白地の右三分の一程が単色で塗りつぶされ、4本線(表紙と同じ高さに)と上記1のタイプのロゴ(中央部)を配置する形で統一されていた。塗りつぶしの色は必ずではないが表紙上部の色と同じであることが多く、作品独自に模様やロゴなどを配置する作品も存在した。裏表紙の基本デザインは4本線の廃止(1994年)とあらすじの記載(1998年から)以外では長らく変更される事は無かったが、2008年頃からロゴの配置場所が左下に変更され、デザインも自由化されている。 背表紙 上から順に、上記1のロゴ・作品タイトル・巻数・イラスト・作者名・(コード)の順で記載され、最下部には青地に黒文字で集英社と記載。基本デザインは当初より変更されていない。ただし細かい変更点としては有無を含めてコードの表記方法が何度か変更されており、1997年からはコードの代わりに黒い菱形(◆)が書かれている。 2020年の4月の新刊からは(●)が書かれるようになっている。 (SQ) ロゴが専用のものになっている他、最下部の「集英社」記載部分が青地ではなくなっている。 表紙のそで 上から順に写真もしくはイラスト・作者名(横書き)・青い横線・作者コメント(縦書き)が記載。これに加え、1985年4月発売分から2015年3月発売分まで収録作品の掲載号が記載されるようになった。基本デザインは当初より変更されていない。 (SQ) 上部には二つの正方形が並び、左側のオレンジ色枠の正方形には自画像などのイラスト、右側のオレンジ色地の正方形には白文字で作者名と上記2タイプのロゴを配置。その下に漢字の作者名、作者コメント、収録作品の掲載号が記載されている。ただし、作品によっては自画像と作者コメントがないものも存在する。全て横書きになっており、作者名と掲載号部分にはオレンジの縦線でインデントが取られている。 裏表紙のそで 2008年8月までは発行中のジャンプ・コミックスの既刊リストが記載されていた。掲載作品の増加に伴いレイアウトは何度か変更されている。値上がりした2008年9月以降は既刊リストは廃止され掲載誌のWebサイトなどを告知するスペースとなっている。ただし、カラーイラストを掲載するなどの自由な使い方を行っているものもある。
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