蛙男商会の概要
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「ディー・エル・イー」の記事における「蛙男商会の概要」の解説
元々は実写のショートコンテンツを中心とした映像制作ブランドである。後にMacromedia Flash(現Adobe Flash)を使用してWEBアニメーション制作を始める。脚本・監督・作画・声優のほとんどを一人でこなしている。また複数の作品で同じキャラクターが登場する使いまわしの採用により結果、作品の量産化を可能にした。ドングリソフト(dongly soft)の一ブランドを経て2006年2月14日に株式会社を設立し、FROGMANは代表取締役会長に就任した(社長はDLEの椎木隆太が兼任)。現在は株式会社ではなくなり、DLEの社内ブランドという位置付けとなっている。2013年頃からはFROGMANとの名義の混同を避けるため使用をやめている。 現在もウェブサイトでFlashを使用して作成したアニメ作品を公開している。 作品は家族愛を前面に押し出ししつつもギャグ、パロディ、グロテスクなものが多いのが特徴。作品によっては人情色やホラー色、風刺色が強い物もある。 2006年4月から同年6月まで、新作「秘密結社鷹の爪」と代表作「古墳GALのコフィー」の2本立ての『THE FROGMAN SHOW』がテレビ朝日系で放送された。 また、2006年6月より2009年3月までTBS系番組『NEWS23』の中のコーナーとして、「NEWS23 蛙男劇場」が隔週金曜日放送された。内容は主に時事問題を風刺したものである。 放映終了後2か月後、DVDの発売記念として、2006年8月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズで一気見上映のイベント「ギヒルズ・ナイト」を開催。2006年9月1日より「なんばナイト」を開催。 2007年3月17日より、蛙男商会初の劇場アニメ『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜』がTOHOシネマズ系列で公開。 2007年7月7日からテレビ東京系で放送された『ファイテンション☆スクール』および2008年4月の『ファイテンション☆テレビ』で、子供にも認知度を上げた。 2008年2月16日より、蛙男商会劇場アニメ第2弾『菅井君と家族石 THE MOVIE』がTOHOシネマズ系列で公開。 2008年5月24日より、蛙男商会劇場アニメ第3弾『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE2 〜私を愛した黒烏龍茶〜』がTOHOシネマズ六本木で先行ロードショーした。そのあと5月31日より、無理なく計画的にTOHOシネマズ系列で公開された。これらの上映を先駆け、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、世界最速上映のイベント『ギヒルズ・ゴールデンナイト』を5月22日より開催した。9月20日にTOHOシネマズなんばにてTOHOシネマズなんば2周年特別企画として蛙男商会の映画祭のイベント『なんばナイト2008』が開催された。トークショー第1部では吉田くんの名前の由来やフィリップの誕生秘話などの貴重な話があったもの、第2部では「やっちゃった」と題して、これまで過去に制作したもののお蔵入りとなった映像・危険な映像などが特別に公開され、第3部ではTOHOシネマズマナームービー第3弾の初出しと新作映画の発表があった。 前述の『菅井君と家族石 THE MOVIE』以降のほとんどの作品にMBSが関与しているため、MBSとの結びつきも多い。特に2009年10月開始の『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』(テレビ朝日系)では、本来の系列局である朝日放送を差し置いて、テレビ朝日のアニメ番組を約34年半ぶりにネットしている。これは同番組の製作に、MBSが出資している映画『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』の製作委員会が関わっているためである。 2011年1月22日には日本初、完全無料映画『ハイブリッド刑事』が公開された。それに先立ってTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ名古屋ではプレミアイベントが開催され『ハイブリッド刑事』の先行上映のほか、『秘密結社鷹の爪THE MOVIE5 ネーミングライツ受付中(仮)』のシナリオ朗読と特報映像が流された。
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