薩摩剣士隼人でのダイサイゴー
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「ダイサイゴー」の記事における「薩摩剣士隼人でのダイサイゴー」の解説
薩摩の大巨人ダイサイゴー(さつまのだいきょじんだいさいごー) 回想では薩摩剣士隼人(第一部)二話から、本格的には第一部完結編二話から登場。西郷隆盛を慕う人々の気持ちから生まれたボッケモン。身長3.2メートル。体も心も何もかもでっかい。一人称は鹿児島弁で俺を意味する「おい」。 英知と巨大なパワーで鹿児島の人々を幾度と無く救ったことから「偉大な伝説のボッケモン」と称される。ただし人によっては名が通っておらず、第一部二話では、つんつんが「伝説の」ボッケモンという枕詞をつけてダイサイゴーを探していたため「伝説の」料理人である黒豚ヴィちゃんを紹介されている。思いのほか気さくに話しかけてくるため驚かれてしまうことがありつつ、たくさんの人々と触れ合うことを好みショッピングモールや商店街の祭りや観光地などによく現れ、つんつんと共に生活をしていたが、ある日鹿児島を襲った未曾有の危機に対処するため「薩摩の危機を食い止める」と告げ、つんつんに薩摩を頼むと言葉を残し危険な場所に一人で向かい行方不明となったため、つんつんが探していた。 第一部完結編では、つんつんとコンコンの嬉し涙によりコンコンパクトの力で召喚されデビルイッシーの前に立ちふさがり、つんつんから受け取ったジャンボつけ揚げ(ジャンボさつま揚げ)を食べ、その巨体で立ち向かいデビルイッシーと互角以上の戦いを見せイッシーを元に戻すため尽力した。再会して泣きじゃくるつんつんを励まし狐一族の長老と対話を交わした後、薩摩の危機は完全に去ったわけではないと語り、ボッケモンの涙の効果が消えないうちに、つんつんらの元から去っていった。この「薩摩の危機」について監督の外山は「薩摩の危機とは桜島の噴火。ただ、もし実際に桜島の大爆発が起こった場合、桜島の噴火という設定が使用できなくなるので具体的な表現を避けている」と解説している。 体当たりからの頭突き「鰹節之大頭(ぶしんだいびんた)」、大降りのパンチ「黒糖大拳骨(こくとうだいげんこっ)」、下駄での前蹴り「大げたんは」、ドロップキック「両棒下駄ん歯(ジャンボげたんは)」を駆使する他、連続攻撃でも「げたんは、かからん団子、ふくれ菓子、かるかん、しろくま、いこ餅、ねったぼ」と鹿児島における菓子の名を叫びつつ戦った。 テレビ放送版では薩摩剣士隼人の脚本などを手がける原田英樹が声優を務めている。
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