若者の表記とは? わかりやすく解説

若者の表記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:59 UTC 版)

日本語」の記事における「若者の表記」の解説

若者の日本語は、表記の面でも独自性を持つ。年代によりさまざまな日本語の表記が行われている。 丸文字 詳細は「丸文字」を参照 1970年代から1980年代にかけて、少女の間で、丸み帯びた書き文字「かわいい」意識され流行し、「丸文字」「まんが文字」「変体少女文字(=書体変わった少女文字の意)」などと呼ばれた山根一眞調査によれば、この文字1974年までには誕生し1978年急激に普及開始したという。 ヘタウマ文字 1990年頃から、丸文字代わり少女の間で、金釘流似た縦長書き文字流行し始めた平仮名の「に」を「レこ」のように書いたり、長音符の「ー」を「→」と書いたりする特徴があった。一見下手に見えるため、「長体ヘタウマ文字」などとも呼ばれたマスコミでは「チョベリバ世代が楽しむヘタウマ文字」「女高生に広まる変なとんがり文字」などと紹介されたが、必ずしも大人世代話題にはならないまま、確実に広まった。この文字練習するための本も出版された。 ギャル文字 詳細は「ギャル文字」を参照 携帯メールインターネットの普及に伴いギャル呼ばれる少女たちを中心にデジタル文字表記に独特の文字記号用いようになった。「さようなら」を「±∋ぅTょら」と書く類で、「ギャル文字」としてマスコミにも取り上げられた。このギャル文字練習するための本も現れた。 顔文字 詳細は「顔文字」を参照 コンピュータ普及と、コンピュータ使用したパソコン通信などの始まりにより、日本語の約物似た扱いとして顔文字用いられるようになった。これは、コンピュータ文字としてコミュニケーションを行うときに、文章の後や単独記号などを組み合わせた「(^_^)」のような顔文字入れることにより感情などを表現する手法である。1980年代後半使用開始され顔文字は、若者へのコンピュータ普及により広く使用されるようになった絵文字 詳細は「絵文字文化」を参照 携帯電話絵文字実装されたことにより、絵文字文化呼ばれるさまざまな絵文字利用したコミュニケーションが行われるようになった漢字仮名同じよう日本語文字として扱われ約物のような利用方法とどまらず単語文章置き換えとしても用いられるようになった小文字 詳細は「小文字文化」を参照 すでに普及した顔文字絵文字加え2006年頃には「小文字」と称される独特の表記法登場した。「ゎたしゎ、きょぅゎ部活がなぃの」のように特定文字小字表記するもので、マスコミでも紹介されるようになった

※この「若者の表記」の解説は、「日本語」の解説の一部です。
「若者の表記」を含む「日本語」の記事については、「日本語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「若者の表記」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「若者の表記」の関連用語

1
0% |||||

若者の表記のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



若者の表記のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS