臨床部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:21 UTC 版)
「国立水俣病総合研究センター」の記事における「臨床部」の解説
総合臨床室 感覚障害、自律神経異常などの(水俣病の特徴)客観的かつ定量化のための方法開発 明確化部分:水俣病が加齢に伴って悪化する症状が加わる。熊本、鹿児島、新潟の症状相違(また熊本と新潟では発症様式が異なることも検証)、脳血管障害の可能性、臍帯水銀が低濃度でも知能検査結果との相関がある。 バイオマーカーを検討中 理学診療科室 患者の多くが健康への不安を抱いていることを明らかにする。 小児性患者は鬱傾向が高いことを明らかにする。 成人性患者は心理的負の因子が大きいことを明らかにする。 ミトコンドリアによる障害起因 アポトーシスを引き起こすことを臨床部の中村が世界で初めて明確にする。以降、アポトーシスのシグナル伝達系についての検討をすすめる。 検査室 毒性機構解明に寄与;NMDA受容体が関与、グルタメートニューロンが関与を明確化する 知能障害を不飽和脂肪酸が抑えることを明確にする 薬剤室 細胞内外の水銀排泄剤の併用投与が水銀排泄効果を高くすることを明確化 カニクイザル利用の胎児期曝露の影響モデル作成 大脳の選択的病巣の発生が浮腫の血管圧迫による可能性を明らかにする 末梢神経障害の関与を明確化 研究活動外 リハビリテーション主体の療養法や治療法の指導 介護予防事業の開始 健康セミナーの実施 健康管理事業の推進 地方自治体への協力強化(水俣病発生地域環境福祉推進室、ふれあいまちづくり推進委員会、健康調査分析検討事業委員会)
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