考案の経緯
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そもそもは『機動戦士ガンダム』の企画にあたり、番組スポンサーである玩具会社クローバーが「合体・変形」する巨大ロボットを求めたことに対応するため、提案されたものである。放送当時の玩具展開においては、ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクの3機相互で上半身と下半身をコア・ブロックを介して組み替え可能にするという遊び方が提案されていたが、劇中ではこのような描写は取り入れられてはいない。その後、番組のテコ入れに登場したGアーマーのパーツの一部ともなったが、劇場版映画ではこれに替わってコア・ブースターが登場している。
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考案の経緯
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「ワレワレハウチュウジンダ」の記事における「考案の経緯」の解説
宇宙人の一人称としての「われわれ」は、戦前や戦後すぐの少年向けSF小説にもみられる表現だった。1957年10月に公開された映画『鋼鉄の巨人 怪星人の魔城』において、ワレワレを称する宇宙人の声に、電子的な処理によって響きが残るような加工がなされた。さらに、同年12月に公開された映画『地球防衛軍』では、震えた機械音のような声で抑揚のない話し方が採用された。言語学者の依田恵美によれば、宇宙人語としての「ワレワレ」の原形が作られたのはこの頃であると見られる。 『地球防衛軍』に宇宙人・ミステリアン役で出演した俳優の土屋嘉男は、このような宇宙人の声の「発声方法」を考案したのは自身であると主張している。土屋によれば、『地球防衛軍』に出演した際、翻訳機を通せばこのような喋り方になるだろうと考えた土屋が監督の本多猪四郎に提案したのが始まりである。土屋は、1965年の『怪獣大戦争』でも宇宙人・X星人役で宇宙語を披露した。 このほか、この映画内に「ワレワレハウチュウジンダ」という台詞は存在しないものの、台詞の元ネタも『地球防衛軍』であるという説がある。オカルト雑誌『ムー』のライター・初見健一は、「ワレワレハ…」の元祖は『地球防衛軍』でミステリアンが「ワーレーワーレーハー」という喋り方でメッセージを送ってくるシーンであると推測している。また、テレビ朝日は土屋の訃報に際して「ワレワレハウチュウジンダ」という台詞は土屋が「考案したという」と紹介した。
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