宇宙人語としての「ワレワレ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 03:06 UTC 版)
「ワレワレハウチュウジンダ」の記事における「宇宙人語としての「ワレワレ」」の解説
宇宙人の表現としては、人間そっくりな言葉を使う宇宙人やテレパシーを用いる宇宙人というものもあるが、言語学者の金水敏は、典型的な宇宙人語の役割語と言えるのは、抑揚のない合成音声的な話し方を用いる「『ワレワレハ宇宙人ダ』型宇宙人語」であるとしている。このような話し方を用いる「ワレワレ」という単語自体が宇宙人の役割語、すなわち宇宙人語の一つとなっている。こうした宇宙人語は、地球征服を企てる宇宙人の一人称などとして用いられ、フィクションの世界で使われる。台詞は、終助詞、感動詞などをほとんど含まず、語用論的な含みを持たない。宇宙人語の文末には「ワレワレハウチュウジンダ」と同様、「です」「ます」を用いずに「だ」で終わる形が多用される。
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