編曲・替え歌
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モーツァルトがこの曲の主題を基に変奏曲(きらきら星変奏曲)を作曲している。 エルンスト・フォン・ドホナーニの「ピアノと管弦楽のための童謡の主題による変奏曲」に使われている. 鈴木鎮一は「きらきら星」を基に「きらきら星変奏曲」を作曲しており、スズキ・メソード音楽教室で最初に学ぶ曲になっている。 1950年代には加藤省吾の作詞、海沼実の編曲で「たのしいクリスマス」として田端典子が吹き込み、コロムビア・レコードからシングル発売した(規格品番:C-94)。レコードには「モーツアルト〔ママ〕作曲」と表記されている。 サン=サーンスの『動物の謝肉祭』の「化石」にメロディーが引用されている。 アルファベットを覚えるための「ABCの歌」のメロディーとしても使用されている。 『不思議の国のアリス』の中で、"Twinkle, twinkle little bat(こうもり)"、"Like a tea-tray(お盆) in the sky"と、英語の替え歌に対しさらに替え歌が歌われている。 SMAPの1991年発売のデビューシングル「Can't Stop!! -LOVING-」はきらきら星のサンプリング曲である。 1993年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲2、「スター・パズル・マーチ」(小長谷宗一作曲)は、きらきら星を初めとした星にまつわる曲のメロディを引用して作られた楽曲である。「スター・パズル・マーチ」は2022年公開の映画『20歳のソウル』の中で演奏されている。 玉置成実の2004年発売のシングル「Shining Star ☆忘れないから☆」はきらきら星のサンプリング曲である。 NECのパソコン「OP-98シリーズ」(出演:田原俊彦)や日本電気ホームエレクトロニクス(現・NECライティング)の蛍光灯「ホタルック」のテレビコマーシャルで替え歌が歌われていた。 2011年にベネッセコーポレーションが、『こどもちゃれんじ』の企画「みんなのきらきらクリスマス」キャンペーンソングとして、替え歌「みんなのきらきらぼし」を制作。『こどもちゃれんじぽけっと』・『こどもちゃれんじほっぷ』の2011年12月号の付録DVDの映像特典として収録された(歌唱:つじあやのと子どもたち)。 朝日放送ラジオ『桑原征平粋も甘いも』水曜日「粋甘流☆美女と野獣NEO」コーナーの2018年7月分にて、「つるつる星」という替え歌の歌詞を募集。三代澤康司(朝日放送テレビアナウンサー)による歌い出しの「つるつる光る」に続く、「How I wonder」にあたる投稿を小川恵理子、「what you are!」にあたる投稿を桑原征平が歌って、出来上がった歌詞の面白さを競うというもの。なお「つるつる」は桑原の頭部が由来。 2018年、AGCが旭硝子から社名変更する際に流れたCM内で、高橋一生が旧社名と新社名を織り込んだ替え歌を歌った。社名変更後の企業イメージCMでも替え歌の歌詞を変えて歌われたほか、同社の公式Twitter上では声優の内田真礼と梶裕貴の歌唱によるバージョンも公開された。 『BanG Dream!』アニメ第1期や、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』のストーリー内で、主人公の戸山香澄がギターで演奏したものを歌っていた。 2020年、アサヒ飲料の缶コーヒー「ワンダ X-BITTER」のCMで、XJAPANのYOSHIKIがアレンジしたものを演奏した。 2022年、アニメーション映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』で、映画用にアレンジされた唄を主人公の少年3人が歌った。
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