線膨張率とは? わかりやすく解説

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せんぼうちょう‐りつ〔センバウチヤウ‐〕【線膨張率】

読み方:せんぼうちょうりつ

温度セ氏1度上げたときの物質長さ増加量と、もとの長さとの比。体積変化を表す体膨張率の約3分の1となる。線膨張係数


線膨張率

英語 coefficient of linear expansion

物体熱すると、温度上がるにつれてその長さ面積体積増加する。この現象熱膨張という。長さ熱膨張線膨張といい、温度1上がるごとの物体単位長さが増す量を、その物体の線膨張率という。長さlの物体温度がt上がったとき、その長さがl'になったとすれば、その単位長さ温度1の上に対して伸びる割合αは、α=l'-l/ltとなり、このαを線膨張率という。具体的な線膨張率をあげると1216.7、アルミニウム23、鉛29ガラス8~10ポリエチレン100200石英ガラス0.5

(いずれも×10-6)である。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

線膨張率

圧力一定のもとで、固体単位長さの1当たりの延びEPSの線膨張率は個体ポリスチレンと同じで、7×10-5/程度

熱膨張率

(線膨張率 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 02:07 UTC 版)

熱膨張率
coefficient of thermal expansion

熱応力により割れたグラス
量記号

(線膨張係数)αl, α[1]

(体膨張係数)αV, γ, α[1], β
次元 Θ-1
SI単位ケルビン1/K
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