箱根ホテル小涌園とは? わかりやすく解説

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箱根ホテル小涌園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 03:58 UTC 版)

箱根小涌園」の記事における「箱根ホテル小涌園」の解説

吉村順三設計1959年竣工開業ホテル小涌園では現存する最も古い施設複数回の増築経て閉館時の客室数は224開業当初外国人専用ホテルであった経緯から、外国人利用率高くJTB訪日外国人向けツアー「サンライズツアー」の定宿となっていた。また前述通り日中国交正常化以前から中華人民共和国要人の往来があり、伝統的に中国人VIP客の受け入れがあった。このため玄関口での従業員による五星紅旗での歓迎時折見られた。全室国内BS放送視聴できないが、中国語放送東方衛視視聴可能となっている他、藤田観光本体方針によりCCTV中国中央電視台)も聴取可能とする方針打ち出すなど、グループ全体での中国人への販売強化方針とも重なり中国人箱根における重要な観光拠点となっていた。旅館終了1998年営業終了)後は大衆化・高稼働低価格路線となり、後年欧米中国のみならず台湾人韓国人ツアー客の利用急増していた。 全室に温泉引湯があり、露天風呂のある大浴場せせらぎの湯は日帰り利用が可能となっていた。ユネッサンとは別に屋外プールもあり夏季のみ営業していた。開業時より維持され庭園では自生鑑賞可能であった国道1号側の別棟開業時ドライブインであった)には、周辺では唯一のコンビニエンスストアであるファミリーマート箱根小涌園店を開設していた。 藤田観光グループ販売した近隣マンション権利に同ホテル通行食事入浴優遇特典付属することや客室のみの増築行われているため、レストラン駐車場大浴場キャパシティ相対的に小さく、素泊予約ホテル内で食事できない二食予約チェックイン時における夕食座席確保できないという事象、大浴場洗い場行列待ちなどが見られた。玄関先小段差がある設計のため、電動車椅子でのホテル入場不可であった前述通り老朽化等の理由により2018年1月10日をもって閉館となった別棟ファミリーマート同月30日閉店している。

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