第2回 韓国・ソウル大会とは? わかりやすく解説

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第2回 韓国・ソウル大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 23:26 UTC 版)

マンガサミット」の記事における「第2回 韓国・ソウル大会」の解説

期間:1997年9月24日-27日 テーマ:マンガ表現の自由 場所:大韓民国ソウル特別市 参加国:日本韓国・台湾香港中国・マレーシア・シンガポール・タイ・フィリピン 9月24日ソウル市美術館での開会式では日本からの参加者20名を含む200名を超すマンガ関係者研究者出版関係者参加同時に美術館では10国と地域漫画家出展した原画展開催された。開会式後に世宗記念館に移動しシンポジウム開催されその中で韓国の漫画家である李世賢より表現の自由に関する発言なされた。これは韓国古代史描いた長編作品天国神話』において、獣姦描写猥褻描写であるとし、同年施行された「青少年保護法」により告訴され内容報告であり、ポルノチックで暴力的な表現含まれ映画公開許される中、マンガのみが不当に厳しく処罰されることはマンガ芸術性文化性が他コンテンツより低く見られている傍証であり、マンガ不当に低く評価する韓国社会抗議すると共に表現の自由訴え内容であった。この報告に関して参加者マンガ文化全体問題としてとらえ、最終日には参加漫画家全員署名した抗議文が発表されている。また9月26日には座談会形式分科会開催され、「女性マンガ」、「歴史マンガ」、「マンガストーリーの研究」、「親善活動」がそれぞれ協議されている。 第2回マンガサミット特徴としては親善交流大きく発展したことがあげられる韓国漫画協会主体となり韓国の漫画家、編集出版社研究者など韓国マンガ界代表する多く人々協力により開催されたイベントであったことにもよるが、多くボランティア通訳準備し各国マンガ家同士円滑なコミュニケーション図られたことも今回マンガサミット初めであった。さらに国際文化交流一環として海外マンガ家日本への研修なども協議され中国の胡蓉が佐伯かよのの下で研修する契機にもなっている(査証問題などその後この文化交流活動継続されていない)。

※この「第2回 韓国・ソウル大会」の解説は、「マンガサミット」の解説の一部です。
「第2回 韓国・ソウル大会」を含む「マンガサミット」の記事については、「マンガサミット」の概要を参照ください。

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