第2回 衛星ブルームーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 04:48 UTC 版)
「E.T.の住む星」の記事における「第2回 衛星ブルームーン」の解説
ストーカー 飛翔性の捕食動物。3つの目を有し、視界は360°に及ぶ。社会性昆虫のように厳格に身分が区分されており、獲物を発見したスカウトがフェロモンを放ってワーカーを誘導して狩りを手伝う。スカウトは箸のように細長い口吻を持つ一方、ワーカーは三叉に別れた吻詰まりの鋭い顎を備えている。作中では油断したスカイホエールを集団で襲って餌食にしていた。 パコダ 植物状の生物。高さは800メートルほどで、地上から水分を吸い上げるのではなく最上部に水分を貯蔵して利用しており、陸上生物の水源としても利用されている。枝に相当する部位を互いに絡ませ、地球の植物を超える巨体を維持している。 デストラップ 植物状の生物。直径2メートルほどの本体と数本の腕、本体の中央に開いた大きな口が確認できる。大抵はパゴダの樹の枝に潜み、通り掛かったストーカーなどを粘り気の強いベール(ヒカリキノコバエの罠に似ている)で捕らえる。捕らえられた獲物は腕によってデストラップの口まで運ばれ、そこで酸性の消化液の餌食となる。 ジャイアントカイト 飛翔性の捕食動物。パコダで水を飲もうとする生物を狙い、触手を伸ばして狩りを行う。本編ではパゴダの水盤に潜む水棲霊生物を釣り上げる様子が描かれていた。 バルーンプラント 大気中の水分を水素に分解して浮遊する、外膜で光合成を行う植物に相当する生物。大きさは小型の熱気球ほど。火災に遭うと中の水素が暴発するが、その際に種子を遠方にまでバラ撒く。 スカイホエール 全長10メートルを超える、ブルームーンで最大の飛翔性の動物。滞空する浮遊性の植物プランクトンを摂食する。大気の上層を飛んでいる限りは安全だが、餌を求めて低層にやって来ると天敵であるストーカーに狙われてしまう。 この他に空中を飛び回る虫のような小動物(名称不明)や、パゴダの水盤に棲むアミア類やライギョのような水棲生物(名称不明)、パゴダの森の奥に棲む発光生物(名称不明)が登場する。
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