秋山A-817号【アキヤマA-817ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8120号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 秋山A-817号 よみ:アキヤマA-817ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社秋山種菌研究所 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲府市高畑一丁目5番13号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 米山誠、秋山直子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株どうしを交配して育成されたものであり,中葉,中肉の不時栽培向き中温品種である。菌さんの形は平面が円形,側面が凸形,大きさは中,色はその他(茶),菌さんの厚さは中,肉質は硬である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは小,色は有である。菌しゅうの形は1型,色は白色,並び方は正常,幅は狭,密度は密である。菌柄の形は1型,長さは中,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.0~1.4,太さはやや太,色は有,毛の多少及び毛の色は有である。子実体の発生時期(不時栽培)はその他(春秋),発生型は集中である。乾物率は10~14%,子実体1個当たりの平均乾重は 3.5~3.9g,収量性はやや多である。「A-567」と比較して,菌柄の色が有ること,子実体の発生時期(不時栽培)が春秋であること,30℃における菌糸体の成長速度が速いこと等で,「秋山A-800号」と比較して,子実体の発生時期(不時栽培)が春秋であること,発生最盛期までの期間が長いこと,2年目の年度別収量が多いこと等で区別性が認められる。なお,「A-567」,「秋山A-800号」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者の施設(山梨県甲府市)において,出願者の保存菌株どうしを交配し,得られた菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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