秋山A-711号【アキヤマ Aー711 ゴウ】(きのこ類)
![]() |
登録番号 | 第13407号 |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 秋山A-711号 よみ:アキヤマ Aー711 ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社秋山種菌研究所 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲府市高畑一丁目5番13号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河西忠衛、野中三大 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の保存菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さんがやや大葉、中肉質の不時栽培向き中温性の品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が凸形、大きさはやや大、色は茶色、厚さ及び肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは中、色は有である。子実層たくの形状は1型、並び方は正常、幅は狭、密度は密、色は白色である。菌柄の形は1型、長さは中、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率はやや大、太さは太、色あい、毛の有無及び毛の色は有、肉質は中である。子実体の発生時期は周年、発生型は集中、発生温度は中温、発生最盛期までの期間は短である。乾物率は10~15%未満、子実体1個当たりの平均乾重は 4.5~5.0g未満、収量性はかなり少である。「A-567」と比較して、菌柄が長く、太いこと等で、「秋山A-526号」と比較して、菌柄が太いこと、子実体1個当たりの平均乾重が重いこと等で区別性が認められる。なお、「A-567」及び「秋山A-526号」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者の施設(山梨県甲府市)において、出願者の保存菌株(静岡県産及び山梨県産)どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 秋山A-711号のページへのリンク