破産手続後
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日本万国博覧会記念機構がエキスポランド側の破産管財人に対し、敷地を更地にして返還するよう要求したことを受け、2009年8月から破産管財人により各種施設の撤去工事が進められ、翌2010年(平成22年)3月に一部を除き完了。跡地利用については敷地所有者の日本万国博覧会記念機構が検討をするとしている。 これより前の2008年7月18日には、老朽化が進み収容人数や設備が国際サッカー連盟(FIFA)のスタジアム国際基準を満たしていないなどの問題が生じた万博記念競技場に代わるJリーグ・ガンバ大阪のホームスタジアムの建設候補地として浮上した。また、2008年11月29日には、米映画大手パラマウント・ピクチャーズのテーマパーク建設候補地として報じられた。ただし、日本万国博覧会記念機構は両構想とも報道時点では「白紙」としていた。 2010年3月下旬から2011年5月15日まで、園全体の5分の1に当たる北側約4ヘクタールを農業体験型公園「ファームエキスポ」として運営、主に貸し農園を「畑の教室」として月に2回農業アドバイザーに指導を受けながら、スケジュールに沿って野菜を栽培する形式をとった。また農産物直売所「エキスポ・マルシェ」や畑の教室の敷地の一部で収穫のみの体験も可能など、ファームエキスポ利用者以外も利用することが出来る施設があった。 2011年(平成23年)7月9日から9月4日まで、園内にあったプールを「万博プールガーデン」としてオープンしている。 2011年3月、大阪府は跡地利用事業者を公募、テーマパーク建設を目指した大阪投資マネージメント(不動産ファンド・燦キャピタルマネージメント系)及びパラマウント・ピクチャーズ連合と、「The Museum City of Expo21」をコンセプトに、教育や異文化交流をテーマとした複合型エンターテインメント施設を提案する三井不動産が名乗りを上げ、同年12月13日に三井不動産を選定した。 商業施設に併設して、複数のエデュテインメント施設や水族館(運営は海遊館)、シネマコンプレックスを併設し、観覧車も復活させる計画で、2014年(平成26年)7月17日に着工、2015年(平成27年)11月19日に「EXPOCITY」として開業した。
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