破産手続きの開始へとは? わかりやすく解説

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破産手続きの開始へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 02:26 UTC 版)

はれのひ」の記事における「破産手続きの開始へ」の解説

2018年1月26日横浜地方裁判所はれのひ破産手続き開始決定した東京商工リサーチ算出している、向こう12か月における倒産確率統計的手法用いて100から1まで数値化した客観的な指標である「リスクスコア」は、2017年3月以降には「17」(倒産確率は1.07%)のままだった。求人サイトには虚偽売上高掲載していたことが明らかとなっているほか、2017年9月決算確定していないことや、2017年12月金融機関追加融資受けられなかったことも明らかとなった同日19時からは、事業停止後姿見せていなかった社長篠崎洋一郎が横浜市内記者会見開いた破産申立代理人弁護士によると、負債額は約6億3500万円また、1200着の振袖保管されているのを確認しているという。記者会見篠崎営業停止した理由について「人件費コスト拡大して大幅な赤字となった売り上げ減少歯止めかからず成人式当日着付け費用支払いメドたたないことからこのような事態となった」と会見したほか、成人式当日には知人宅に滞在していたことも明かした篠崎はれのひ破産管財人は、捜査機関捜査には応じ意向示している。 被害者預けていた着物返還は、破産管財人によって2018年1月29日開始され4月16日時点では着物返還がほぼ完了した。ただし、レンタル着物対象外となる他、仕立て中だった一部着物被害者残金支払わない返還されない。 官報での破産手続開始公告2018年2月6日付で掲載され第1回債権者集会6月20日での開催告知された。その後予定通り債権者集会横浜市にて開催され被害者親族取引業者債権有する70人が出席した集会では破産管財人から、同社負債が約10億8500万円上る一方資産振り袖売却代金1620万円がほとんどで、新成人取引業者らへの債権約3億4500万円配当行わない見通しであることが発表された。横浜地方裁判所同日付で、はれのひ対し破産手続廃止する決定下したまた、社長篠崎出席はなかった。その後官報での破産手続廃止公告6月29日付で掲載された。同年7月30日はれのひ株式会社清算結了し法人格消滅した

※この「破産手続きの開始へ」の解説は、「はれのひ」の解説の一部です。
「破産手続きの開始へ」を含む「はれのひ」の記事については、「はれのひ」の概要を参照ください。

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