石鎚国定公園
[石鎚山]
西日本の最高峰石鎚山(1,982m)を主峰とする石鎚山脈の一部を区域とする。石鎚山は山岳信仰の道場であり、山頂に熊野権現などが祀られている。一帯の山々は急傾斜の山腹を持ち、北面には断崖も見られる。山麓のモミ、ツガ林や照葉樹林から亜高山帯のシコクシラベ林まで、自然林がよく残っている。上部には高山鳥のホシガラスも生息する。
面河(おもご)渓入り口の関門と土小屋を結ぶ石鎚スカイラインと、北部山腹の成就社までのロープウェイによって、山頂への到達は比較的容易である。面河渓谷は愛媛県側の仁淀(によど)川上流にあり、10kmほどの間に関門、五色河原、蓬莱(ほうらい)峡など、見どころが連続する。亀腹岩は高さ200mに及ぶ花崗岩の大断崖である。
石鎚国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 05:32 UTC 版)
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石鎚国定公園(いしづちこくていこうえん)は、愛媛県の石鎚山(1,982m)とその近辺の山嶺を占める国定公園である。1955年11月1日指定。総面積10,683ha[1]。
概要
- 指定区域のほとんどを愛媛県が占めるが、一部高知県も含まれる。石鎚山を始め、瓶ヶ森、伊予富士、二ノ森などが含まれる。石鎚山の西麓には面河渓があり、この渓谷も同国定公園に含まれる。
- シラベなどの自然林・イブキササなどの広大な笹原・広葉樹林などがある[2]。
- 2015年11月1日にシンポジウムが行われ、指定60周年を記念に過去を振り返しつつ自然を伝える日として「えひめ石鎚の日」を制定[3]。キャッチフレーズとして「縁(えにし)わく石鎚」とシンボルマークを発表した[4]。
関連項目
脚注
「石鎚国定公園」の例文・使い方・用例・文例
石鎚國定公園と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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