県北部からの全国出場無し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 15:05 UTC 版)
「岡山県の高校野球」の記事における「県北部からの全国出場無し」の解説
1920年に岡山一中が初出場を決めてから2007年春まで、岡山県北部からは未だに甲子園へ出場した高校はない。 1967年春の大会で県北唯一の甲子園出場に内定していた津山商が転校してきて間もない生徒の起こした不祥事により辞退し、最近では1997年夏の大会で県北初の甲子園なるかと地元で報道された津山工が決勝で倉敷商に敗れているなど、あと一歩のところまでいったことは幾度もある。 要因として北部は冬のあいだ積雪が多く練習期間が短いためと思われがちだが、ここ数十年は練習場の改善や温暖化による積雪の減少で環境によるハンデは無くなったといってよい。どちらかと言えば北部の高校は軟式野球部が多く(県の指導により1962年の岡山国体に合わせ軟式に転向した学校が多数あった。)、またサッカーやラグビーでは全国へ度々出場する強豪もいることなどから地域性の違い@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}とも思われる[独自研究?]。 近年では県北初の甲子園を目指して、実績のある監督の招聘などチーム強化に乗り出している高校もある(作陽の角田篤敏など)。 2006年までの岡山県北勢の主な戦績開催年大会学校結果相手校備考1923年 夏・山陽 津山中(現津山) 0-11 広陵中 決勝 1924年 夏・山陽 津山中 2-14 山口中 準決勝 1951年 夏・東中国 津山成美(現津山) 0-2 出雲産 一回戦 1955年 夏・岡山 津山商 0-1 岡山東商 決勝 1961年 秋・中国 津山商 1-4 久賀 準々決勝 1963年 秋・中国 津山商 0-10 尾道商 準決勝 1966年 秋・中国 津山商 3-4 境 準決勝※翌年のセンバツ出場辞退 1967年 夏・東中国 津山商 0-1 米子工 準決勝 1971年 夏・東中国 作陽 0-5 八頭 準決勝 秋・中国 勝山 3-4 大田 一回戦 1972年 夏・東中国 津山商 1-3 米子工 準決勝 1975年 秋・中国 作陽 0-1 大社 一回戦 1980年 秋・中国 作陽 1-2 尾道商 準決勝 1981年 秋・中国 津山 3-9 大社 一回戦 1984年 夏・岡山 津山 0-9 岡山南 準決勝 1991年 夏・岡山 作陽 0-3 岡山東商 決勝 1993年 夏・岡山 津山工 2-5 岡山南 決勝 1997年 夏・岡山 津山工 4-16 倉敷商 決勝 2007年 秋・中国 岡山共生 5-7 華陵 準々決勝 ※ 転校してきて間もない生徒が起こした不祥事により辞退
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