百鬼帝国、およびアトランティス
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「ゲッターロボG」の記事における「百鬼帝国、およびアトランティス」の解説
百鬼ロボット(メカ百鬼・メカロボット) アニメ版 百鬼一族の中でもエリートや強者と呼ばれる百人衆が操縦する敵ロボット。名称は基本的に操縦者の名称の頭に「メカ」の接頭語を入れた物で、容姿なども操縦者の特徴を反映した物が多い。メカ要塞鬼などの大型母艦も存在する。最終決戦では、メカ輪魔鬼・メカ闇虫鬼・メカ甲角鬼・メカ電獣鬼・メカ十方鬼の5体が合体した巨大百鬼ロボットが出現し、猛威を振るった。 百鬼獣 漫画・サンデー・冒険王版 アニメとは名称が異なるだけで特記する変化はない。百人衆の設定自体が語られることはなかった。恐竜帝国同様、終盤に大攻勢をかけるが、ゲッターにはウザーラが味方しているので、前作とは異なり、百鬼帝国こそが追い詰められる役回りになる。 元々は高度な科学力を持った異星人の故障した戦闘ロボットを、ブライが長い年月をかけて改造したものである。そのため、オリジナルの戦闘ロボットと比較すると、性能はかなり落ちるとブライ自身が語っている。オリジナルの戦闘ロボットはゲッタードラゴンと、ほぼ互角の戦闘力である。 ウザーラ 漫画・サンデー・冒険王版 高度な文明を誇ったアトランティス人の守護神ロボット。内部にゲッターロボGを収納できるほどの巨大な蛇型のボディの背中に人型の上半身が載った形をしており、人型の頭部は分離可能。体内にはアトランティス人の人工冬眠スペースを備え、また重力遮断装置を有しゲッターロボGでも太刀打ちできないほどの強力な兵器である。守護対象たるアトランティス人の生き残りが百鬼帝国に滅ぼされ、指揮権を委譲されたゲッターチームに助勢する形になり百鬼帝国撲滅に力を貸す。使命を終えると、ゲッターチームの命令で崩壊した要塞島を伴い、宇宙に去っていった。 要塞島 アニメ・漫画共通 百鬼帝国の母体にして島自体が帝国となっている。当初は移動出来る設定はなく所在地も不明であった。途中から移動はおろか飛行も可能になる。アニメ版では洋上、漫画・少年誌版では宇宙の違いはあるが共にゲッタードラゴンのシャインスパークに葬られた。 後年の描き下ろしにて、地球に漂着した異星人の宇宙戦闘艦を改造したものであると明かされ、オリジナルと同型である艦も登場したが、そちらは早々にゲッターに撃墜されてしまった。 合体百鬼ロボット アニメ版 残された6機の百鬼ロボットの内の5機、メカ輪魔鬼、メカ闇虫鬼、メカ甲角鬼、メカ十方鬼、メカ雷獣鬼を合体させた最後の百鬼ロボット。合体メカロボットとも呼ばれる。武装は目やドリルから放つ破壊光線と口から放つ炎、輪魔鬼の腕から発射するミサイル。また輪魔鬼のドリルを使用し地中に潜るシーンがある。合体後、再分離することが可能。強力な破壊力を持つが、小回りが利かずスピードが遅いため、分離した機体を各個撃破される。分離機能を用いてシャインスパークを回避したことがある。
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