白山宮 (日進市)とは? わかりやすく解説

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白山宮 (日進市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 09:22 UTC 版)

白山宮

拝殿
所在地 愛知県日進市本郷町宮下519番地
位置 北緯35度8分23.1秒 東経137度2分48.13秒 / 北緯35.139750度 東経137.0467028度 / 35.139750; 137.0467028 (白山宮 (日進市))座標: 北緯35度8分23.1秒 東経137度2分48.13秒 / 北緯35.139750度 東経137.0467028度 / 35.139750; 137.0467028 (白山宮 (日進市))
主祭神 菊理姫命伊弉冉尊大巳貴命
社格 郷社
創建 不詳
例祭 10月10日
地図
白山宮
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白山宮(はくさんぐう)は、愛知県日進市本郷町にある神社旧社格郷社

概要

日進市の中央北部、標高78mの小高い山の上に位置する[1]。正確な鎮座時期は不詳であるが、後述の通り境内やその周辺に古墳が確認されていることから、その創始時期は古墳時代やそれ以前まで遡るのではないかとされている[2][3]。なお現存する白山宮に関する最も古い記録は、寛政9年や文化11年の書状等にある永正元年(1504年)の記録とされている[4]

社名については江戸期以前から白山社、白山神社、白山宮、白山権現、白山権現社などの呼称があったが、明治に入ってから白山社と定められた。その後1943年昭和18年)に白山神社と改称、さらに1966年(昭和41年)に白山宮と改称し現在に至る[5]

1872年明治5年)に、近代社格制度における郷社に列格された。社格制度廃止後の1967年(昭和42年)から実施された昭和の大造営で境内が整備されたことにより、1969年(昭和44年)9月18日付で旧県社に相当する神社等級5級に指定された[6]

現在の白山宮社殿は、旧社殿の老朽化に伴って実施された平成の大造営により、1996年平成8年)に造り替えられたものである[7]

日進市に現存する神社の中では唯一、神職が常駐している[8]

当宮の東に曹洞宗龍谷寺が隣接しており、相互に通り抜け可能となっている。かつては境内の境界が本郷村と藤島村の境界でもあったため、当宮と藤島村との間でしばしば境界争いがあった。記録として残っているのは天明4年、文化9年、文政4年の3回である[9][10]

祭神

主祭神

配祀神

摂末社

足王社
(2022年(令和4年)4月)

史跡

白山第1号墳
(2022年(令和4年)4月)
  • 白山第1号墳
    • 古墳時代後期(6世紀頃)と推定される、直径約14 mの円墳。境内南側斜面に位置し、金環や鉄製の直刀、装飾須恵器等が出土している。1981年(昭和56年)に町指定文化財(当時)に指定された[15]

交通アクセス

  • 名鉄バス・日進市くるりんばす「白山」停留所より徒歩で約2分。
  • 名鉄バス「岩崎御岳口」停留所より徒歩で約10分。

脚注

参考文献

  • 日進町誌編纂委員会 編『愛知県日進町誌 本文編』1983年。 
  • 白山宮社務所 編『白山宮誌』2001年。 
  • 日進市教育委員会 編『日進市史 民俗編』2014年。 

関連項目

外部リンク




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