登録及び施行直前の状況
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「第52回有馬記念」の記事における「登録及び施行直前の状況」の解説
11月26日、出走予定馬の1頭、ダイワメジャーが、このレースを最後に競走馬を引退することがオーナーより表明された。 ファン投票20位以内の馬のうち、5位のアドマイヤムーンはすでに競走馬登録を抹消されていたため、8位のアサクサキングスと10位のヴィクトリーは放牧に出されたために回避した。また、12位のアイポッパーは馬インフルエンザ感染に伴い調整が遅れたために回避した。地方からはコスモバルクが出走を表明していた。 12月9日に発表された最終登録時点では、出走可能頭数(フルゲート)16頭に対し21頭の特別登録があり、ファン投票上位馬で最終登録を行った15位のチョウサンまでの10頭はファン投票選出馬となった。同年から国際競走となっていたが、外国馬の登録はなかった。地方馬枠ではコスモバルクが出走可能となっていた。 残りの出走枠について、収得賞金上位5頭のフサイチパンドラ、マツリダゴッホ、シルクネクサス、アドマイヤジュピタ、サンツェッペリン(いずれも賞金順)までが出走可能となっていたが、アドマイヤジュピタが日経新春杯に向かうため、回避を表明し、ハイアーゲームが繰り上がりで出走可能となった。以下、プリンセスルシータ、アルーリングボイス、アドマイヤフジ、レゴラス(いずれも賞金順)の4頭が、ファン投票選出馬及び地方馬及び収得賞金上位馬の回避待ちとなった。その後、プリンセスルシータは阪神カップ、アドマイヤフジは中山金杯出走を表明して当レースを回避したため、除外対象馬は最終的にアルーリングボイスとレゴラスの2頭となった。 12月16日、ダイワメジャーの引退式をレース後に行うことがJRAより発表された。 12月20日に出馬投票が行われ、出走馬と枠順が確定し、収得賞金上位5頭内のシルクネクサスが中山金杯への出走を理由に回避した。それにより除外対象馬が繰り上がりで出走することになり、アルーリングボイスが同日の尾張ステークスに出走を決定したため、レゴラスが出走に至った。 馬券は12月21日から発売され、前々日最終オッズ時点ではメイショウサムソンが3.0倍で1番人気、ロックドゥカンブが4.4倍で2番人気、ポップロックが6.0倍で3番人気、ダイワスカーレットが6.1倍で4番人気、ウオッカが8.3倍で5番人気と5頭が10倍以内で続いた。 なおフサイチパンドラは12月22日に左寛跛行の為、出走を取り消した。同馬はこのレースを最後に引退する予定だったが、レースに出走することなく引退が決定した。同日確定した前日最終オッズ時点では、前々日最終オッズに続きメイショウサムソンが2.4倍で1番人気、ポップロックが5.9倍で2番人気、ウオッカが7.3倍で3番人気、ロックドゥカンブが7.5倍で4番人気、ダイワスカーレット8.1倍で5番人気で続き、5頭が10倍を切るオッズとなった。
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登録及び施行直前の状況
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「第53回有馬記念」の記事における「登録及び施行直前の状況」の解説
フルゲート16頭に対し20頭の登録があった。このうち、休み明けで挑む予定だった同年の宝塚記念馬エイシンデピュティが、12月24日の調教中に右前脚のけい靱帯を損傷、翌日に回避が発表されるなど、最終的には6頭の馬が回避したため、登録馬全てが出走にこぎつけることができた。 レース直前の単勝オッズ1桁台の馬は以下の4頭であった。 1番人気はダイワスカーレット。3歳時に牝馬限定GIを3勝し、前年の同レースでも2着に入線した。2008年に入って産経大阪杯に勝ち、故障・長期休養明けとなった秋の天皇賞でも直線の長い府中でハイペースで逃げながらレコード決着となったウオッカとはハナ差の2着に粘るなど、一線級の牡馬と比較しても遜色ない実績を残していた。 2番人気はマツリダゴッホ。昨年の覇者で2008年に入っても日経賞やオールカマーに勝つなど、中山では安定した成績を残していた。 3番人気はスクリーンヒーロー。2008年に入ってアルゼンチン共和国杯を勝ち、その勢いでジャパンカップを9番人気ながら並み居る強豪を抑えて制した上がり馬であった。しかし、2008年の夏以降ほぼ使いづめであるなど、状態面や、前走がスローペースに恵まれただけと評価する向きもあった。 4番人気はメイショウサムソン。3歳時と4歳時にGIを4勝した実績馬だが、2008年に入ってからは2着が最高で特に秋以降は走りに精彩を欠いていた。同馬はこのレースを最後に引退することが発表されていた。
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