発行枚数の少ない硬貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:19 UTC 版)
「造幣局 (日本)#硬貨製造量」も参照 硬貨の発行枚数は、年によってばらつきがある。現行の硬貨のうち、比較的発行枚数の少ないものは、以下の通り。ここでは現在発行中の7種に、1949年(昭和24年) - 1958年(昭和33年)に発行された5円硬貨(通称筆五)、1951年(昭和26年) - 1958年(昭和33年)に発行された10円硬貨(通称ギザ十)及び500円白銅貨を加えた10種を対象とする。カッコ内は、概略発行枚数。 なお、このほか、「ミントセット」と呼ばれる硬貨のセットが1969年(昭和44年)から、プルーフ仕上げという特殊加工が施された硬貨も1987年(昭和62年)から造幣局から販売されている(1973年(昭和48年)・1974年(昭和49年)・1989年(昭和64年)は除く)。下表のうち※を付けたものは、全て造幣局販売の貨幣セット(ミントセット)に組み込まれており、一般流通用は存在しない。 1円 平成12年(1202.6万枚) 平成13年(802.4万枚) 平成14年(966.7万枚) 平成22年(790.5万枚) ※平成23年(45.6万枚) ※平成24年(65.9万枚) ※平成25年(55.4万枚) ※平成28年(57.4万枚) ※平成29年(47.7万枚) ※平成30年(44.0万枚) ※平成31年(56.6万枚) ※令和元年(50.2万枚) ※令和2年(52.8万枚) ※令和3年(84.5万枚) 5円 昭和28年(4500万枚) 昭和32年(1000万枚) 昭和34年(3300万枚) 昭和35年(3480万枚) 昭和42年(2600万枚) 平成12年(903万枚) 平成17年(1602.9万枚) 平成18年(959.4万枚) 平成19年(990.4万枚) 平成20年(981.1万枚) 平成21年(400.3万枚) ※平成22年(51.0万枚) ※平成23年(45.6万枚) ※平成24年(65.9万枚) ※平成25年(55.4万枚) 令和3年(1013.3万枚) 10円 昭和32年(5000万枚) 昭和33年(2500万枚) 昭和34年(6240万枚) 昭和61年(6896万枚) 昭和64年(7469.2万枚) 50円 昭和60年(1015万枚) 昭和61年(996万枚) ※昭和62年(77.5万枚) 平成12年(702.6万枚) 平成13年(802.4万枚) 平成14年(1166.7万枚) 平成15年(1040.6万枚) 平成16年(990.3万枚) 平成17年(1002.9万枚) 平成18年(1059.4万枚) 平成19年(990.4万枚) 平成20年(881.1万枚) 平成21年(500.3万枚) ※平成22年(51.0万枚) ※平成23年(45.6万枚) ※平成24年(65.9万枚) ※平成25年(52.5万枚) 平成26年(753.8万枚) 平成31年(111.8万枚) 令和3年(913.3万枚) 100円 平成13年(802.4万枚) 平成14年(1066.7万枚) 500円 昭和62年(277.5万枚) 昭和64年(1604.2万枚) 近年では電子マネー等のキャッシュレス取引普及の影響もあり、1円・5円・50円硬貨の製造枚数が少なくなっており、流通用として製造されない年も現れる一方、10円・100円・500円硬貨には強い需要があり、毎年安定して製造される傾向にある。
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