生命体関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 02:12 UTC 版)
異世界人(いせかいじん) 地球をはじめ、別世界より召喚された人たちのこと(アウラたちダークエルフも先史文明時代に召喚された人たちの子孫)。 例外なく亜法動力炉の振動波に対して高い耐性を示すため、聖機師としての地位も高く、また強い発言権もあり、地球の色々な文化や風習、個人的な趣味を広めている。 なお、召喚に関しては、星の配列と関係するため自由に行うことは出来ない。また、召喚された異世界人の所有権はその異世界人を召喚した国家に帰属するものとされている。 ダークエルフ 上述の先史文明時代に召喚された人たちの子孫であり、アウラの種族。シュリフォン国の民でもある。剣士と同等かそれ以上の身体能力を持ち、狩猟で生計を立てるものが多い。突如、臆病な人格となって弱体化してしまう負の時間と呼ばれる一定の時間があるのが、この種族の最大の弱点。 女神 教会の信仰の対象。姿どころか名前すらわからない。 コロ 二本の尻尾を有する小型の動物。種族間での生体通信機能を有し、鳴き声の届かない長距離間での外敵情報のやり取りが出来る。コロがほぼ全ての地域に生息しているのを利用し、高出力亜法動力炉を持つ船舶、聖機人の接近を探知させている。同じ梶島ワールドのフォトンにてキーネの宇宙船の端末として既出。 人造人間 聖機神の操縦者として人工的に作られた人間。 先史文明の人間はどんなに才能がある者でも現在の二流聖機師程度の力しかなく、そのため、どんなに優れた聖機神でも、現在の聖機人程度の力しかなかった。その為、聖機神の開発競争が激化していくと、操縦者にも手が加えられるようになった。最初は耐性の強い者同士の婚姻や機械的補助が主流だったが、ついには一から作り出そうとする者までもが現れた。 「コアクリスタル」と呼ばれる物に、技術と経験を蓄積させ、死亡、あるいは肉体が老化・欠損しても、別の肉体にそのクリスタルを移すことで寸分たがわず復元出来るものが開発された。しかし、蓄積されたデータは戦いに特化したものだったため、人格の復旧は出来ない上、命令誤認による多くの暴走を引き起こしてもおり、それが文明の滅亡にまで発展させる遠因となっている。 暴走した聖機神・ガイアを止める為に生み出されたネイザイ・ワン、レイア・セカンド、ドール・サードの三体は特殊で、通常の人間と同様に生殖機能があり、人間との間に子を成す事も出来る。この結果、レイアと異世界人である柾木信幸の間に生まれたのが、本作の主人公・柾木剣士である。 また、コアクリスタルは普通の人間にも移植可能であるが、やがてはコアクリスタルの意志の方に浸食されて行ってしまう事になり、父親によってガイアのコアクリスタルを移植されてしまったバハルンはガイアの意志に完全に乗っ取られている。また、旧文明時代のガイアとの戦いで肉体を失い、コアクリスタルのみとなっていたネイザイは、幼少期のユライトに移植された事で彼と肉体を共有する半身関係となり、最終的にはネイザイがユライトの肉体を取り込む形となっている。
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