現在も使用中の楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 18:52 UTC 版)
「横山ホットブラザーズ」の記事における「現在も使用中の楽器」の解説
ミュージックソー(のこぎりの形をした楽器) 轟一蝶・美代子(漫画トリオの初代横山フックの親)から、バイオリンを分解するネタとともに東六が教わり、息子のアキラに伝授した。のこぎりは一蝶がアメリカに行った際に買ってきたものを戦後譲り受けた。 西洋のこぎりから派生した、演奏専用に作られた楽器(演奏用ではなく、本物ののこぎりだったという指摘もある)。アキラはこれを弾かずに、打楽器用のマレットで叩いて音を出す。 音程と余韻の操作をしつつ、7拍叩いて「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」と聞かせるギャグと、マコトのアコーディオン、セツオのギター伴奏によって「荒城の月」「六甲おろし」「お正月」等を演奏する持ち芸がある。 特に「おまえはアホか」はアキラの代名詞になっており、他の追随を許さぬ第一人者になっている。 横山裕(関ジャニ∞)はアキラからこの芸を直伝された。 「おまえはアホか」を音階で表すと「ド♯ ド♯ ド♯ シ♭ ド♯ シ♭ ド♯」となる。 「おまえはアホか」を音声認識式のコンピュータに入力すると、何故か「米陸軍」と出る(『探偵!ナイトスクープ』の小ネタより)。 近年レパートリーに「世界に一つだけの花」が加わり、『笑っていいとも!』では香取慎吾の前で披露された。 小型のミュージックソーを使用する場合もある。 嘉門達夫のアルバム「天賦の才能」収録の「アカペラな夜」には、この「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」の音源が曲中に収録されている。 ガラクタパーカッション マコトが担当。 おもちゃの木琴を中央に、周りに左からうちわ太鼓、ひしゃく、ちりとり、ホーン、小型のフライパン、などを装備したミニチュアのパーカッションセット。 小さいため台が必要だが、舞台には台がないので、アキラを座らせて肩と頭部に乗せて演奏する。この時アキラはクラリネットを吹く。 セツオのギター伴奏で「ドレミの歌」や「大阪ラプソディ」等を演奏する。 楽器演奏のネタの場合、多くはこれがオチネタにされ、曲の途中でマコトが乱打して、台のアキラが「えーい、うるさい!」とセットを放り出して下げとなる。 ハーモニカ アキラが担当。ハーモニカを鼻息で吹いていた、父の東六から受け継いだネタ。 ハーモニカの端に棒を立て、皿を回しながら吹奏する。 その後そのハーモニカのもう一端でもう一枚皿を回し、その下に棒を立ててリコーダーで「おおスザンナ」を吹く。 釜とフライパン アキラがフライパン、セツオが釜を持ち、各々底をマレットで叩き、アコーディオンに合わせて長唄「勧進帳」を演奏する。 最後はセツオが釜を表側にし、内ポケットから取り出した太鼓の撥で「カーン」と釜を叩いて、下げになる。
※この「現在も使用中の楽器」の解説は、「横山ホットブラザーズ」の解説の一部です。
「現在も使用中の楽器」を含む「横山ホットブラザーズ」の記事については、「横山ホットブラザーズ」の概要を参照ください。
- 現在も使用中の楽器のページへのリンク