特別集書
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「名古屋市鶴舞中央図書館」の記事における「特別集書」の解説
名古屋市史編纂資料 名古屋市史の編纂に際して蒐集された資料約4600冊が保管されている。 河村文庫 尾張藩士であった河村秀頴・河村秀根・河村益根の3代に渡って蒐集されてきた蔵書群。戦災により大部分を焼失したものの、約4000冊が残存する。 石河家文書 尾張藩家老を務めた石河家に伝わった文政年間から慶応年間にかけての日録63点。 植松本 国学者植松茂岳が蒐集した蔵書群7点79冊。 大河内存真関係資料 伊藤圭介の実兄にあたる大河内存真と存真の孫にあたる大河内和に関係する資料。書簡・漢詩類が271点、軸・書画類が14点。 久野文庫 久野保心の旧蔵書群631点・1829冊。 小塚家文書 名古屋の大庄屋であった小塚家に伝わった証文や書簡等330点。 佐藤文庫 佐藤牧山の旧蔵書群85点・875冊。 多賀コレクション 朝日新聞名古屋支局長を務め、日本短冊研究会を主宰した多賀博が寄贈した短冊のコレクション1188点。 武野新助文書 尾張藩士武野家初代武野新助信治から武野影信知兵衛までの3代に及ぶ知行地に関する資料5点。 千葉文庫 一関藩の和算学者であった千葉胤英の蔵書を中心とした和算関係の資料群152冊。 水野文庫 郷土史研究家であった水野録次郎の蒐集した絵草子コレクション398点・1,534冊。 水口屋文書 江戸時代名古屋の豪商であった水口屋小川傳兵衛家に伝わった文書類2,660点。 深山文庫 今関天彭が蒐集した明代から清代にかけての純漢籍を中心とした資料群305点・2,771冊。文庫名は寄贈者の号に由来する。 湯浅コレクション 郷土史研究家であった湯浅四郎の蒐集した郷土関係の書画・陶磁器等のコレクション745点。 鹿山文庫・三輪文庫 鈴木摠兵衛(鹿山と号した)の死後、水野復斎旧蔵書およびその維持資金が寄付されたものの、蔵書は戦災により焼失してしまったため、資金を利用して三輪経年の旧蔵書を購入することとなった。写本・版本260点により構成。 郷土和装本(旧分類6版別置本) 1964年(昭和39年)4月より前に受け入れた古典籍のうち、郷土関係を抜粋して構成したコレクション464点。 名古屋の絵葉書集 明治時代後半から昭和時代初期かけて発行された絵葉書のコレクション。一部は公式サイト上で電子化して公開している。 ドイツ人俘虜収容所図書室蔵書 第一次世界大戦時に名古屋市内に設置されていたドイツ人俘虜収容所内にあった図書室の旧蔵書が、その閉鎖時に寄付されたもの。前述の私立名古屋図書館を経て、引き継がれた。
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