私立名古屋図書館
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「名古屋市鶴舞中央図書館」の記事における「私立名古屋図書館」の解説
私立名古屋図書館は名古屋市教育会により1913年(大正2年)1月11日、鶴舞公園竜ヶ池西畔に開館した私立図書館である。帝室林野局所有の建物を賃貸の上、改造し、図書および教育品が陳列された。この建物は、鶴舞公園で開催された第10回関西府県連合共進会において帝室林野管理局名古屋支庁が林野別館として閲覧に供したもので、共進会終了後も残されたものであった。教育会会員および一般市民にも公開された。館内には新聞縦覧所が設置され、扶桑新聞・東海新聞・名古屋新聞・新愛知・大阪毎日新聞・大阪朝日新聞・時事新報・国民新聞・報知新聞・中国新聞の地元紙および全国紙10紙が提供された。また、雑誌も14誌置かれていたという。1923年(大正12年)に大正天皇御大典奉祝記念事業として、公園の西側に位置する龍ヶ池西畔から東側に位置する鯱ヶ池畔に移転された。
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