旧分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:13 UTC 版)
分子系統学、分岐分類学が盛行する以前には、形態に基づく以下の分類体系が使用されていた。流通している書籍と文献にもこの分類にしたがっているものも多い。よって参考・比較のため、また生物学史上の意義もあり、以下に併記する。 鋏角亜門 Chelicerataクモ綱(蛛形綱)Arachnida カブトガニ綱(剣尾綱)Xiphosura(その後のカブトガニ目に相当) ウミグモ綱(皆脚綱)Pycnogonida 大顎亜門 Mandibulata(その後の大顎類に相当)甲殻綱 Crustacea(その後の甲殻亜門に相当) 昆虫綱 Insecta(トビムシ、コムシ、カマアシムシ、昆虫を含む。その後の六脚亜門に相当) ヤスデ綱(倍脚綱)Diplopoda ムカデ綱(唇脚綱)Chilopoda エダヒゲムシ綱(少脚綱、ヤスデモドキ綱)Pauropoda コムカデ綱(結合綱、祖形綱)Symphyla
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旧分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 00:21 UTC 版)
Leedale (1967) はユーグレナ類を6亜目に分け、これが分子系統以前のユーグレナ類の標準的な分類だった(ただしそれらを目とすることもあった)。 Euglenophyta ユーグレナ植物門 Euglenophyceae ユーグレナ藻綱 Eutreptiina ユートレプチア亜目 / Eutreptiales ユートレプティア目 2本の等長鞭毛を持つ。葉緑体有り/無し。パラミロンが発達。盛んにユーグレナ運動を行う。汽水性か海水性。 Euglenina ユーグレナ亜目 / Euglenales ユーグレナ目 2本鞭毛だが、後鞭毛は非常に短い。葉緑体有り/無し。ユーグレナ運動を行う種もある。ほとんどが淡水性で、ごく一部が海洋に分布。Euglena 属:最も代表的なユーグレナ藻。いわゆるミドリムシを含む。 Strombomonas属、Trachelomonas属:鉄やマンガンを含む褐色の殻(ロリカ)を持つ。 Colacium属:寒天質の柄に埋まった群体を形成する。 Rhabdomonadina ラブドモナス亜目 / Rhabdomonadales ラブドモナス目 鞭毛は1本または2本。すべて無色で葉緑体無し。ペリクルは相互の結合が固く、ユーグレナ運動を行わない。すべて淡水性。 Sphenomonadina スフェノモナス亜目 / Sphenomonadales スフェノモナス目 不等長の2本鞭毛。すべて無色で葉緑体無し、吸収栄養性。ペリクルは相互の結合が固く、ユーグレナ運動を行わない。淡水及び海水に分布。 Heteronematina ヘテロネマ亜目 / Heteronematales ヘテロネマ目 鞭毛は1本または2本。すべて無色で葉緑体無し、捕食に長けたグループ。淡水及び海水に分布。 Euglenamorphina ユーグレナモルファ亜目 / Euglenamorphales ユーグレナモルファ目 3本-7本の鞭毛を持つ変わったグループ。ユーグレナモルファ Euglenamorpha、Hegneria ともにオタマジャクシの腸内に寄生するとされている。原記載以外に報告が少なく、詳しい特徴は知られていない。
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旧分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 05:55 UTC 版)
クロンキスト体系では、サクライソウ属(Petrosavia)のみからなる単型科とする。新エングラー体系ではサクライソウ属をユリ科に含めているので、サクライソウ科はない。 オゼソウは従来の分類ではユリ科(ダールグレン体系ではメランチウム科)に分類されていた。
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