海の一族とは? わかりやすく解説

海の一族

作者横溝正史

収載図書聖女の首
出版社出版芸術社
刊行年月2004.11
シリーズ名横溝正史探偵小説コレクション


海の一族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 07:08 UTC 版)

海皇紀」の記事における「海の一族」の解説

ソル・カプラ・セイリオス 先代海王末子影船七番艦に乗って帰都し、しきたり則った海王選定求める。年少の時、ファン一度負けたことがあるアレア・モスをもって、他の2人とは器が違うと言わしめた。王海走に(真偽はともかく、公式には)勝利し新たな海王となる。ファン器量実力・運に少々劣等感持っており、それが彼の思考行動様々な影響与えている。帝都近海決戦ではファンの策による演技のため、ディアブラスより右腕を斬られる重傷を負うが、生還ロナルディア戦後ファン海王の位を譲り隠居した。「ファンに勝ちたければ味方になる事だそうすれば一度勝てる」と語ったという。統武四十年没、享年69。 スクラ三姉妹長女ライエを娶り、ロナルディア戦前長男授かる。後にこの長男ファン長女結婚しその子ファンの跡を継いで海王となったマルキュリ・オ・スクラ ソル副官。“氷の懐剣(アイスダガァ)”の異名を持つ。スクラ三姉妹の兄。王海走後、新海近衛兵長となる。ソルと共にファン騙し討ちようとしたが、ジン命懸け防がれ、アグナの銛で死亡ライエ ソルの下で働くスクラ三姉妹長女八番艦の海都脱出の際、裏で妹達と共に脱出手を貸した。後にソルの妻になり、彼の子身篭る。スクラ三姉妹ソル乳兄弟でもある。 エールラ スクラ三姉妹次女王海走の際にある役回り引き受ける。弓矢技量優れジン亡き後彼の代わりとして影船八番艦乗組員となる。その件からか、当初ニッカからは八番乗員とは認められていなかったが、後にマリシーユ・ビゼンの言もあり、正式な乗組員となる。 ロナルディアとの戦い終結した後は、ニッカの妻となり一子もうけたグリスロウグリス) スクラ三姉妹三女。後にトーマ・ソム結婚。2子をもうける。 イルカノ・ジバステン 海都近衛艦隊司令海将としての力量一族でも屈指の男。帝都近海決戦ではソルと共に重傷を負う。 ジト・サントニウス 北インガルナシオ艦隊海将元海近衛艦隊司令堅物とも揶揄されるほど命令忠実な男だが、その器量一級ナルドロフ・ヴェザ 影船一番艦艦長ザンチャオ・ナウト 影船二番艦長グルミア・アフレイル 影船三番艦長王海走の際、ソル乗せて走ったアレア・モス 影船四番艦長影船艦長たちの中でも最も操艦上手い一人といわれるクラ・ミグナム 影船五番艦長イバト・ルタ 影船六番艦長海王選定の儀で唯一ファン支持するアレア・モスと並ぶ操艦技術持ちライバル視されている。 ギジン・ドラル 影船七番艦長海王選定以前からソル支持するレグルス・マリキ・セイリオス 先代海王。嵐に遭い旗艦コル・セイリオスと共に沈んだ、とされている。ファン父親であることが後に判明するカノープ・カフ・セイリオス 先代海王長子フェルカドによって傀儡海王として擁立される。善人ではあるものの、凡人フェルカド・ルーナ・セイリオス 先代海王第二子。エギアとともに海の一族を支配すべく策謀巡らす王海走後、母親と共に強制的に隠居(=幽閉させられるソル台頭するまで、アレア・モスなどからはそれなりの器と見られていた。 エギア・アルガマス 海都近衛兵長。フェルカド組み、海の一族を支配すべく策謀巡らす王海走後、マルキュリに殺害されるウォルカ・ベアス 新しく任命されサナル艦隊海将若い頃から何をやらせても一番、といわれた男。部下を駒としか思わず、少しのミス許さない。その割には実戦経験少なくファンにも指摘されている。それが仇となり、部下信望失い最期はアグナの銛によって絶命ヴィナン・ガルー ウォルカの前任サナル艦隊海将。戦上手で知られ自身も戦好きを公言するソル解任されたが、後に復帰オブキン・パベル 影船クルージン父親長老部にいたが、フェルカド陰謀により、辺境サナル海へ飛ばされるジン死後、再び現役戻り八番艦にてジン当直ワッチ)を担当するデプリ・ソム 影船クルートーマ父親。オブキン同様長老部にいたが、辺境飛ばされるウラニス・セグノ 影船船長ハルバードの妻。八番艦の海都脱出の際、リーダーとなって海都閉じ込められ影船クルーたちを救い出し、その罪で一時幽閉される。その後ファン反乱起こした際もハルバートファン信じている。 ウルキ 海都一の刀工トゥバンのために剣を作ったトゥバンのために「斬れる事より、まず折れぬ事に重きをおいた」ために質が落ちるかもしれないとしたが、トゥバンはそれでも十分という。大陸一の兵法者の剣を打てたことを感謝している。 アヌアビス・プロシオン 初代大海帥。300年ほど前起きた海の一族の存亡賭けた大海戦の際、海王に代わって一族率いた。その栄誉称え海戦起きた海域はアヌアビス海と名づけられた。 ノルハナ・スクラ マルキュリ、スクラ三姉妹母親ソル乳母ソル18歳時に亡くなる。

※この「海の一族」の解説は、「海皇紀」の解説の一部です。
「海の一族」を含む「海皇紀」の記事については、「海皇紀」の概要を参照ください。

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