流域の地形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 06:38 UTC 版)
上流域には火山があり、アルジュノ山(英語版)、アンジャスモノ山、カウィ山(英語版)のように浸食期に入って開析が進んでいるものと、クルド山やスメル山のような活火山がある。また、火山にある谷は溶岩流とラハールで埋められ、山麓には3段の段丘が形成されており、狭い谷底平野では棚田を利用した稲作が行われている。平野部では熱帯カルスト地形の見られる石灰岩台地から沖積平野へと流れる。クィデリからモジョケルトまでの間ではよく発達した自然堤防が見られ、ブランタス川の中下流は1970年までは天井川だった。明確な扇状地はなく、モジョケルトより海側のデルタでは低い自然堤防、後背湿地、ラグーンなどが見られる。
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流域の地形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:08 UTC 版)
長江流域は、中国中部・南部の広い範囲を覆っており、源流から河口の標高差は5,400mに達し、その地形も高原、褶曲山脈、低い山地・丘陵、盆地、平野など多岐にわたる。流域は、西部の高原・高山地区、中部の中山・低山地区、東部の丘陵・平原地区に大きく分けられる。 まず四川省の広元市と雅安市を結ぶ線から西は高原・高山地区であり、さらに二つに分けることができる。すなわち、水源近くの標高5000mから4000mのチベット高原を流れる地域と、四川省西部の標高5000mを超える褶曲山脈(横断山脈)に囲まれた険しい峡谷を流れる地域である。こうした山地はプレートがぶつかり合っている場所で、地震活動も活発である。 湖北省襄陽市・宜昌市・凱里市より西は中部の中山・低山地区で、さらに三つに分けることができる。北側の四川省・陝西省・湖北省をまたぐ秦嶺山脈、大巴山脈、南側の湖北省・湖南省・貴州省をまたぐ鄂黔山地、これらに挟まれた四川盆地の三地区である。 宜昌より東は東部の丘陵・平原地区で、さらに三つに分けることができる。北側の淮陽低山丘陵区、南側の江南低山丘陵区、その間の長江中下流平原区である。このほか、様々な平野や盆地にこれらを分けることができる。たとえば武漢周辺の長江と漢水が交わるあたりの江漢平原、湖南省の洞庭湖平原、江西省の鄱陽湖平原、安徽省の巣湖平原、江蘇省の長江デルタなどは本流沿いの地形で、支流沿いには漢中盆地、南陽盆地などがある。 流域の周りは山地に囲まれている。流域の北には崑崙山脈、バヤンカラ山脈(巴顔喀拉山脈)、秦嶺山脈、大巴山脈があり、南には南嶺山脈、武夷山脈、天目山脈がある。
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