武雄温泉 - 諫早間着工後
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「九州新幹線 (整備新幹線)」の記事における「武雄温泉 - 諫早間着工後」の解説
2008年(平成20年)4月28日:長崎(西九州)ルート武雄温泉 - 諫早間が着工。佐賀県嬉野市で起工式を開催。終了後、諫早市で建設起工記念式典を開催。 11月1日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構が大村鉄道建設所および武雄鉄道建設所を設置。 12月16日:整備新幹線に係る政府・与党ワーキンググループが開催され、長崎駅部を「新規着工区間」として2009年(平成21年)12月までに着工を認可すること、「その他の区間」として、諫早 - 長崎間について、引き続き検討を行い、肥前山口 - 武雄温泉間の複線化等を進めることとし、さらにその具体化の方法の検討を行うことで合意。 12月:2009年(平成21年)度の整備新幹線予算の線区別の事業費が公表。武雄温泉 - 諫早間に50億円の事業費が配分され、新たに長崎駅部や肥前山口 - 武雄温泉間の複線化を検討する予算も計上された。 2009年(平成21年)10月16日:国土交通大臣が前年12月の政府・与党合意の新規着工検討区間については、白紙とし、新しい政府・与党で整備のあり方を決めていくと発表。 12月24日:整備新幹線問題検討会議等を設置。民間資金の活用、並行在来線維持のためのJRの協力・支援が必要とし、費用対効果、沿線自治体の取組等による着工の順位付けを検討するなどの「整備新幹線の整備に関する基本方針」および「当面の整備新幹線の整備方針」が決定。 2010年(平成22年)2月19日:新幹線さが未来づくり協議会設立。 4月1日:JR九州新幹線部発足。 4月:大村市に長崎県新幹線用地事務所を設置。 8月27日:整備新幹線問題検討会議が開催され、肥前山口 - 武雄温泉間の単線区間の取扱いと軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の取扱い(実用化)について、詳細に検討していくことを決定。 12月27日:整備新幹線問題検討会議が開催され、8月の検討会議で決定した各線区の課題について、さらに詳細な検討を進めることとされた。 2011年(平成23年)3月12日:九州新幹線鹿児島ルート博多 - 新八代間が開業し、鹿児島ルートが全通。 12月26日:整備新幹線問題検討会議が開催され、政府・与党確認事項公表。「武雄温泉 - 諫早 - 長崎間を一体的な事業(佐世保線肥前山口 - 武雄温泉間の複線化を含む)として、軌間可変電車(フリーゲージトレイン)方式(標準軌)により整備し、諫早 - 長崎間の着工から概ね10年後に完成・開業する」とする着工方針を決定。 2012年(平成24年)4月:未着工区間の収支採算性と投資効果を改めて確認するために、整備新幹線小委員会の報告書がまとめられたことを受け、整備新幹線問題検討会議が開催され、収支採算性と投資効果について確認がなされた。また、営業主体のJR九州の同意がなされた。 6月12日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構が長崎(西九州)ルート武雄温泉 - 長崎間の工事実施計画を国土交通省に認可申請。
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