機長の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 13:54 UTC 版)
「日航ジャンボ機UFO遭遇事件」の記事における「機長の主張」の解説
1986年11月17日、パリ発ケプラヴィーク、アンカレッジ経由東京-成田行JAL1628便、日本航空のボーイング747-246F貨物機が、アラスカ州のフェアバンクス上空の高度約10,000メートルを飛行中に、両端にライトを点灯させた巨大な母船型UFOに遭遇した(ただし、「母船型」と言っているのは機長だけで、副操縦士は「光は見たが、機長の言うような形には見えなかった」と証言している)。 同機機長によると、UFOは自機の大きさの3~4倍にも匹敵する巨大な球形で、1時間弱の間、旋回して逃れようとした同機と併走するように移動し、機内の気象レーダーにもはっきりと写ったが、なぜか雲のような透明状のものとしてレーダー上では写っていたとのことである(金属製の物体なら赤く映るがUFOの像は緑の中であった)。 このUFOについては、アメリカ連邦航空局(FAA)のアンカレッジ空港の地上レーダーとアメリカ軍のエルメンドルフ空軍基地のレーダーでも該当する物体は捕捉されなかった。後述のキャラハン氏のみが地上レーダーで捕捉されていたと証言している(なお、実際はゴーストだったが、レーダーに別のコンタクトがあったのは事実のようである)。地上レーダーで確認できなかったことから、管制局から「調査のため空軍機の飛行を依頼するか」との提案があったが、機長は当該提案を断った(なお、通信記録にこのような会話は無いと言われている)。この提案を断ったことについては、後に機長自身による「非常に高度に発達した飛行機に対して、あるいは宇宙船に対して行動を取った場合に、彼らはものすごい技術を持っていますんでね。"なんか変なことでもされたんでは申し訳ない"という気持ちがありますもんで、即座に断りました」という発言があった。 その後、JAL1628便がアラスカ行きのユナイテッド航空69便と行き違ったところ、UFOは反転して今度はユナイテッド機の追尾を始め、同機がアラスカに着陸すると何処かに消失した。なお、ユナイテッド航空69便はUFOらしきものは見ていない。また、あまり話題にならなかったが、UFO騒ぎを聞きつけた空軍のC-130輸送機が現場に接近しており、日航機は視認したがUFOらしき物体は確認ではなかったとのことである。 なお、このUFO目撃事件については、「航空機の安全運航に影響がある」とされたことから、アンカレッジ着陸後、FAAによって機長の事情聴取が行われ、機長については酩酊などの可能性がないことが報告されている。[要出典] この事件の数ヶ月前に、日本航空の機長が見たとされる同じUFOがブラジルのサンパウロ上空に現れ、大勢の人に目撃されている。
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