榊家とその縁戚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:08 UTC 版)
神沢(榊)泉 - 佐藤夕美子(幼少時代:山下結穂) 主人公。母・ふみの再婚により榊家に入る。義弟・拓也との許されざる禁断の恋に悩みながらも、亡き父の夢であった酒造りの夢に向かい邁進し、榊酒蔵第7代当主となる。年を経るに連れて、母・ふみに似た容姿となっていく。 神沢(榊)ふみ - 樋口可南子 泉の母。住み込みで榊酒蔵で働いている時に信太郎に見初められ再婚、泉と拓也のことを誰よりも案じている。泉の榊酒蔵当主就任直前に不慮の事故で他界する。 榊拓也 - 岡田義徳(幼少時代:比嘉タケル) 信太郎の先妻の子で、泉の義弟。幼い頃は泉と喧嘩友達だったが、やがて義姉となった泉と禁断の恋に落ちてしまい、それを振り切るかのように家を飛び出し上京。しかし酒造りの夢を忘れる事はできず、榊酒蔵と親しい清水酒蔵の職人となる。後に結婚して泉と良好な関係を取り戻すが、阪神・淡路大震災で倉の下敷きとなって命を落とす。 榊信太郎 - 風間杜夫 拓也の父で、泉の義父。榊酒蔵第5代当主として酒蔵の近代化に取り組むが、職人たちとの対立や息子・拓也との確執などの心労で、若くして急死。グレン・ミラー楽団などジャズのレコードを聴くのが趣味。 榊庄一郎 - 植木等 信太郎の父で、泉の義祖父。当主を信太郎に譲って隠居していたが、信太郎の急死により急遽第6代当主として復帰、後に一人前の酒職人に成長した泉に当主の座を譲った。飄々とした性格だが威厳も併せ持ち、榊家の精神的支柱的な存在。 榊りん - 馬渕晴子 庄一郎の妻で、泉の義祖母。古い伝統を重んじる性格で、酒蔵に女性が入る事を厳しく禁じる。当初は泉・ふみ親子と対立していたが、様々な出来事を経て和解していく。その一方で、息子・信太郎や孫・拓也に先立たれる不幸に直面した。 恩田(榊)万作 - 大場泰正 泉の夫。大学時代に泉と知り合う。若手の人気落語家“桂万吉”として活躍していたが、泉と結婚して榊家に婿入りする時に引退、以後は主夫として榊酒蔵を裏から支え続ける。年を経るに連れて、義父・信太郎に似た容姿となっていく。 榊そよぎ - 大村彩子 泉と万作の娘。直感が鋭く、母・泉と叔父・拓也の関係を見抜いた。猫が大好きだが、なぜかあまり懐かれない。 浅井(榊)まゆ子 - 遊井亮子 泉の大学時代からの親友で、拓也の妻。上京した拓也と一時同棲し、一旦分かれた直後に拓也との子・拓実を出産。当初はシングルマザーとして拓実を女手一つで育てていたが、拓也と再会して無事に結婚した。 榊拓実 - 橋龍吾(幼少時代:比嘉タケル(二役)) 拓也とまゆ子の子で、泉の甥。子供の頃から、泉によく懐いていた。後に小児科医を目指し、慎作の診療所で働き始める。 榊はるか - 野川由美子 信太郎の従姉妹。アメリカで暮らしていたが離婚を機に日本へ戻る。毒舌だが、たまに鋭い指摘をすることも。阪神・淡路大震災で榊酒蔵が潰滅状態になった時は、救援物資を持って榊家を助けた。 恩田慎作 - 宍戸錠 万作の父。小児科医だったが、息子(万作の弟)の病気を治せなかった事がトラウマになっており、長い間息子の万作と確執が続いていた。 神沢修造 - 新井康弘 泉の叔父。丹波篠山で農家を営む。 神沢亮子 - 深浦加奈子 修造の妻で、泉の叔母。ふみと折り合いが悪い。 神沢良夫 - 曽谷聡紫 修造の子で、泉の従兄弟。
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