果肉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 16:26 UTC 版)
果肉(かにく)とは、被子植物の果実のうち、漿果や核果など動物に摂取されて種子散布を行うものの中で、多肉質で糖分や脂肪等の栄養素や水分を蓄積し、種子散布に与る動物を誘引する機能を持ち、動物の食物となる部分を指す。また特に人間の生活において、野菜や果物として食用になる栽培植物の果実の、多肉多汁の食用部分を指す。
概要
果肉となる部分はモモやメロンのように果皮の中層、つまり中果皮に由来するもの、柑橘類のように果皮の内面に密生した毛に由来するもの、スイカやバナナのように胚珠を生じる胎座に由来するもの、リンゴやナシ、オランダイチゴのように花托に由来するもの(偽果)、ライチーのように珠柄から発達した仮種皮に由来するものと様々である。
色
- 赤肉系(赤・橙色系の色) - スイカ・メロン・ドラゴンフルーツ・ザクロ・ブルーベリー
- 黄肉系(黄色系の色)- スイカ・湘南ゴールド
- 青肉系(緑色系の色)- メロン・マクワウリ
- 白肉系(白・クリーム色系の色) - ウリ・メロン・リンゴ・ドラゴンフルーツ・ブルーベリー・マクワウリ
関連項目
果肉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 23:10 UTC 版)
白色、黄色、もしくは赤いゼリー状で、それぞれホワイトピタヤ、イエローピタヤ、レッドピタヤと呼ばれる。豊富な果汁を含んでおり、一面に胡麻粒のような黒い種子がある。この種子は取り除かずに果肉ごと食べられるため、キウイフルーツと同じような食感がある。
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「果肉」の例文・使い方・用例・文例
- 桃の果肉
- ブドウの果肉
- メロンの果肉.
- 果物から果肉を抜き取る
- 果肉の多い果物
- アボカドの果肉の、くすんだ黄緑の
- 細かく裂かれて、乾燥させたココナッツの果肉
- 甘い食用の果肉に埋まったモモとプラムの種子
- 果肉のように、あるいは熟し過ぎたように
- どろどろした果肉状の柔らかさ
- 柑橘類の果肉と皮で作ったジャム
- バナナの果肉入りのしっとりしたパン
- 種子植物の食用の生殖体で、特に甘い果肉をもつもの
- 黄色い皮、黄色いっぽい果肉、およびたいてい細長い首をもつカボチャ
- スパゲッティーに似たひも形の果肉をもつ中型の長円形のカボチャ
- 皮が厚く果肉は黄色やオレンジ色で、秋に熟して食べることができ数カ月保存できる、ウリ科の様々な果実
- 暗緑色か黄色いうねのある小さいカボチャ、果肉は黄色からオレンジ
- 長い通常は真っ直ぐの首と甘いオレンジの果肉をもった淡黄色の南瓜
- 赤や黄の果肉質のややすっぱい野菜
- 果肉が種に付着していない果物(特にモモ)
果 肉と同じ種類の言葉
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