林眞須美の家族とは? わかりやすく解説

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林眞須美の家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:15 UTC 版)

和歌山毒物カレー事件」の記事における「林眞須美の家族」の解説

夫婦には4人の子供がいたが、事件当時マスメディア24時間自宅取り囲み子供らは外出ができなくなり通学もできなかった。当時中学3年生高校受験控えた長女残した当時ノートには、「ポスト誰かのぞく」「家の中みてる。じ~っと」など、家を取り囲むマスコミの姿が描かれていた。長男は、長女中にはこの頃記憶鮮明に残っており、恐怖心として残り自殺つながったではないか推測している。 両親逮捕後、子供らは児童養護施設預けられるが、「カエルの子カエルと言われ壮絶ないじめを受けた長女は、他の3人の子供が警察事情聴取呼ばれた際には「分からないことは分からないと言いなさい」と諭すなど、母親代わりとなり、兄妹面倒を見た事件7年後長女21歳結婚し娘を出産その4年後、最高裁で母・眞須美死刑確定長女境遇を隠すため、母や長男とは一切関係を断つよう、家族告げたという。長女は名前を変え周囲には素性隠して暮らし始めた。しかし、8年後には離婚。娘の親権は夫に渡る。その理由は、夫には両親がいることだった。このため長女長く娘には会えなかった。長女事件とらわれる姿を離婚後交際した男性記憶しており、その男性の証言では、事件のことがいつ流れるかもしれないため、長女部屋テレビがあっても付けない。「見ていい?」と男性聞くといつも音楽をかけていた。顔を撮られることを恐れ男性の手元に後姿画像しか残されていなかったという。 子供らの中では、長男だけが唯一無実訴える母・眞須美面会続けてきた。長男職場友人には身分隠しており、そのことによる罪悪感感じながら生きているが、長女自分偽って暮らしていく中で、自分付いている嘘に飲み込まれる感じがあり、虚しさみたいなものがあっただろうと推測している。長女2015年再婚新たに娘を出産第2次再審請求起こしたことが報じられ2021年6月9日に、長女当時37歳)とその長女当時16歳)、および次女当時4歳)が死亡した。眞須美長女自殺とみられ、次女とともに関西国際空港連絡橋から飛び降りたとみられる16歳長女は、虐待の痕があり不審死であったが、真相不明警察が夫から事情聴くなど捜査中である。 長女は、亡くなった2021年現在長男とは10年以上も連絡取っていなかった。長女の死は、長男によって眞須美伝えられたが、眞須美は「この中にいて何もすることができず、守ってあげられなくて悔しい」と何度も言ったという。インターネット上には、2021年現在家族へ誹謗中傷溢れている。

※この「林眞須美の家族」の解説は、「和歌山毒物カレー事件」の解説の一部です。
「林眞須美の家族」を含む「和歌山毒物カレー事件」の記事については、「和歌山毒物カレー事件」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの和歌山毒物カレー事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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