東京染小紋とは? わかりやすく解説

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東京染小紋

【工芸品名】
東京染小紋
【よみがな】
とうきょうそめこもん
【工芸品の分類】
染色
【主な製品】
着物地、羽織
【歴史】
小紋始まり室町時代遡ることができますが、広く小紋染められるようになったのは江戸時代になってからのことです。全国から集まる大名の裃(かみしも)の染めを行うようになり、産地形成されました。
初め武士だけの裃小紋でしたが、江戸時代中期には、町人文化の自由で粋な感覚を受け、庶民の間でも親しまれ華やかに発展しました小紋は、江戸時代には男女問わず着られましたが、明治時代になると女性専用となりました
【主要製造地域】
東京都
【指定年月日】
昭和51年6月2日
【特徴】
小紋染用い型紙は、伊勢形紙用いられ熟練した技術者によって手彫りされています。東京染小紋は、長い伝統に培われた技術によって生み出され、その微妙な幾何学模様と、単色でも粋で格調高い趣を持つところに特徴あります

小紋

(東京染小紋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/31 05:14 UTC 版)

小紋(こもん)は日本の着物(和服)の種類の一つ。全体に細かい模様が入っていることが名称の由来であり、訪問着付け下げ等が肩の方が上になるように模様付けされているのに対し、小紋は上下の方向に関係なく模様が入っている。そのため礼装正装としての着用は出来ない(江戸小紋を除く、理由は後述)。




「小紋」の続きの解説一覧

東京染小紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 00:57 UTC 版)

小紋」の記事における「東京染小紋」の解説

江戸時代諸大名着用した裃の染め由来する小紋江戸時代盛んになったが、室町時代からある小紋型染め起源があるとされる。 現在は伝統柄で基本的に単色染め絹しか使わないという特徴の「江戸小紋」とそれに比べ自由な創作特徴の「東京おしゃれ小紋」の二種に分類されている。 1974年昭和49年6月2日通産大臣指定伝統的工芸品「東京染小紋」、1982年昭和57年12月24日東京都知事指定工芸品「東京染小紋」に認定された。 主に、新宿区世田谷区練馬区工場がある。

※この「東京染小紋」の解説は、「小紋」の解説の一部です。
「東京染小紋」を含む「小紋」の記事については、「小紋」の概要を参照ください。

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