朴鍾佑の「独島」領有権主張パフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:29 UTC 版)
「戦犯旗」の記事における「朴鍾佑の「独島」領有権主張パフォーマンス」の解説
詳細は「朴鍾佑#ロンドン五輪における「独島」領有権主張」を参照 2012年8月10日、李明博大統領が竹島に上陸する事件が起きると。その数時間後、ロンドン五輪サッカー競技3位決定戦の日本対韓国戦終了後に韓国選手の朴鍾佑が「独島はわが領土」と書かれたプラカードをスタジアムで掲げるパフォーマンスを行ったことが、国際オリンピック委員会(IOC)と国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会で、規定により厳重に禁止されている選手の政治的主張に抵触するとして審査が行われ、朴は表彰式への参加が許されなった。この結果に対して「旭日旗のほうが問題だ」と不満の矛先が旭日旗を掲げた応援行為に向けられた。このとき、韓国のニュースサイト「ニューデイリー」が『過去に日本の侵略軍がこのフラグを使用したため、アジアでは、このフラグを「戦犯旗」と呼ぶこともある。(과거 일제 침략군이 이 깃발을 사용했다. 때문에 아시아에서는 이 깃발을 '전범기'라고 부르기도 한다. )』と記事にして、戦犯旗という造語を生み出した。 さらに、大韓体育会も朴の懲罰を回避するため、コシノヒロコがデザインした体操競技の日本代表ユニフォーム に描かれている放射線の模様は日本の旭日旗を表し、日本の旭日旗はナチスのハーケンクロイツと同義であるため政治的表現に該当すると主張したが、ジャック・ロゲ国際オリンピック委員会委員長は「そのユニフォームに関して論争があるという話は今この席で初めて聞いた」と韓国の主張を退けた。大韓体育会はアジア諸国との共闘を試みたが、中国は「体育界ではなく国家対国家の問題で解決すること」と同調せず、東南アジア諸国からは関心を得ることもできなかった。韓国はこの結果に対して、韓国ではFIFAの規定「応援時の政治的主張または侮辱的内容が含まれれば懲戒を受けることがある」を適用させて旭日旗の掲揚を禁じることはできないと判断し、旭日旗に問題があるという韓国の主張が国際的な共感が得らるような運動を起こすことを目標として掲げるようになった。大韓体育会の主張が退けられると、韓国のチェ・ミンヒ民主統合党議員は朴容晟会長に対して「日本の体操選手のユニホームは(帝国主義を象徴する)旭日昇天旗であり、大東亜旗だ。大韓体育会はIOCに抗議すべきだ」と主張し、朴会長も同意した。 2014 FIFAワールドカップの日本代表ユニフォームに対しても同様の主張が行われた。「11人の選手が力強く飛び出すイメージ」として左側の胸を中心に11本の線が広がっていくデザインが「戦犯旗を形象化したユニフォーム」として非難され、韓国セヌリ党キム・ウルドン議員が「日本が全世界の祭りであるワールドカップで旭日旗を使うことによって軍国主義復活を正当化する意図」として、旭日旗を意匠化したデザインを行っていると主張し、国際サッカー連盟(FIFA)に対しても「戦犯国家の日本がFIFA規定を破り、政治的な意図でワールドカップを利用することについて相応の制裁措置を取り、現在FIFA公式インターネットショッピングモールで販売中のこのユニフォーム販売を直ちに中断しなければならない」と要求している。
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