朧夜漫談とは? わかりやすく解説

朧夜漫談

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/12 06:08 UTC 版)

禁厭秘辞」の記事における「朧夜漫談」の解説

『朧夜漫談』(おぼろよまんだん)は、山口県田布施町にある宗教法人神道天行居教祖友清歓真信者のために書いた論文である。主たる内容水位の『禁厭秘辞』からの抜粋で、日本に伝わる古いまじない黒魔術呪術妖術幻術隠形術・忍術説明するほか、引用文献書名などについても詳細に述べる。 神界に伝わる正伝のものは盗法がきかず仮に盗んで霊験がないが、逆に魔道系のものは盗むことによって更に霊験あらたかなるとし、また魔道を行う者は終わり良くせず、子孫に禍が降りかかり、その題名書き記すだけでもおぞましいことだと記す。この秘辞の中でも取り上げている蹴みだし法に関するある種のものは、英国黒魔術師アレイスター・クロウリー使役する呪術相手後ろ立って歩調合わせて歩き、突然自らがしゃがむと、相手ひっくり返る術)を髣髴とさせる洋の東西を問わず魔術原理呪い作用同一で、起源シャーマニズムアニミズムにあることを知ることが出来る。 友清は隠秘学蒐集家土佐宮地水位文献資料蒐集家として知られているが、この小編限らず昭和10年掲載され天行機関誌古道』の「神道一家言」などの論考中にも禁厭秘辞』からの引用なされている。友清は大本教在籍の頃すでに『幸安仙界物語』(『神界物語』)の端本入手してその一部機関誌神霊界』の中に発表している。後に大本脱退して一派構え、格神教から神道天行居改称したが、その中で蒐集した水位文献並びに神道学派の資料類や、大本教鎮魂帰神法、断易の九鬼神道本田親徳の霊学、川合清丸太古真法継承者堀明道(天龍斎)の教義などを吸収して、自らの著作類の中に夥しく引用した。(注以下も折尾古本屋妄想記事責任の所在明らかにするため時々書き込み) 特に『寿書』全5巻や『神僊霊感使魂法訣』(天行出版物)などの中の文献に関しては、妻の友清操の姻戚筋に当たる獣医赤堀が、土佐図書館宮地文庫より模写した水位著作集一部信者公開して出版している。これらの資料類や『禁厭秘辞』に述べられたものを参考論文としてまとめあげたものが『朧夜漫談』である。市井宮地水位存在知らしめた功績もあるとされるが、しかし著作権無視して宮地家のものを公表したことについては功罪相半ばすることも指摘される

※この「朧夜漫談」の解説は、「禁厭秘辞」の解説の一部です。
「朧夜漫談」を含む「禁厭秘辞」の記事については、「禁厭秘辞」の概要を参照ください。

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