朝鮮の町並みとソウルの悪臭とは? わかりやすく解説

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朝鮮の町並みとソウルの悪臭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 19:39 UTC 版)

朝鮮紀行」の記事における「朝鮮の町並みとソウルの悪臭」の解説

バード本書の中で、ソウル条約港幹線道路周辺はげ山は非常に目につき、儒教の影響国内見下されている手工業不振美術工芸は何もなく、国土有様に関して不幸な未来を抱かせる述べている。朝鮮半島南部大部分は、墓地理由除き皆無であった記している。1894年訪問時のソウルに関して、道は牛がすれ違えないほど細く迷路のようであり、家から出た汚物によって悪臭酷く北京を見るまで「ソウルこそこの世で一番不潔な町」だとし、「紹興へ行くまではソウル悪臭こそこの世で一番ひどいにおいだ」「都会であり首都であるにしては、そのお粗末さは実に形容しがたい」と記している。また、人工の道や少なく、「あっても夏には土埃厚くて、冬にはぬかるみならしてない場合でこぼこ地面と、突き出た岩の上をわだちが通っている。道といって人間通行でどうやら識別可能な程度についた通路に過ぎない」、小川というか下水というか水路について、「のない広い水路暗くよどんだが、かつては砂利だった川底堆積した排泄物やごみの間を悪臭漂わせながらゆっくりと流れていく」と記している。1660年1864年の間に死亡者多数発生した疫病79回あるとして、このうち一回10万人以上が死亡した場合は6回もあったと不衛生さを述べている。また、ソウルには芸術品はまったくなく、古代遺跡もわずかで、公園なければ、まれな例外除けば見るべきイベント劇場もなく、旧跡図書館文献もなく、宗教におよそ無関心であったため寺院もなく、迷信影響力をもつため墓地もない、と驚いた孔子廟と碑を除くと公認寺院がひとつもなく、城内僧侶が入ると死刑処せられかねないため、清や日本ならどんなみすぼらしい町にでもある堂々とした宗教建築物与え迫力ソウルにはないとしている。他方金剛山長安寺では「天国にいるような心地二日間」を過ごすことができたと賞賛している。 貨幣通貨流通については、銀行が町にないと記しており、また日本の円がソウル条約港通用したことを記している。

※この「朝鮮の町並みとソウルの悪臭」の解説は、「朝鮮紀行」の解説の一部です。
「朝鮮の町並みとソウルの悪臭」を含む「朝鮮紀行」の記事については、「朝鮮紀行」の概要を参照ください。

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