朝鮮の正史とは? わかりやすく解説

朝鮮の正史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 16:25 UTC 版)

正史」の記事における「朝鮮の正史」の解説

朝鮮では、高麗金富軾作った高句麗・百済・新羅三国紀伝体正史三国史記』 (1145年) が最初正史であり、現存する最古の歴史書である。高麗李成桂朝鮮にとってかわられると、中国の正史編纂ならって紀伝体の『高麗史』が作られた。『高麗史』の最大特徴は、歴代高麗王の記述天子意味する本紀ではなく諸侯歴史をさす「世家となっていることである。これは中国天子歴史だけが「本紀といわれるべきであり、高麗王は中華皇帝諸侯である、という趣旨からである。またそれとは別に編年体の『高麗史節要』も作られた。20世紀初頭まで続いた李氏朝鮮では、各国王一代の編年記録実録)が編纂されつづけ、『朝鮮王朝実録』と呼ばれているが、紀伝体による李氏朝鮮王朝正史作られていない

※この「朝鮮の正史」の解説は、「正史」の解説の一部です。
「朝鮮の正史」を含む「正史」の記事については、「正史」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「朝鮮の正史」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「朝鮮の正史」の関連用語

朝鮮の正史のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



朝鮮の正史のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの正史 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS