朝鮮の競走馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 07:45 UTC 版)
朝鮮の競走馬は呼馬と抽籤馬があり、日本内地産馬と朝鮮産馬の両方が走っていた。日本内地産馬は九州(宮崎・鹿児島)産馬が大半を占め、サラブレッド系が多く、内地の競馬場での競走をすでに経験している馬も多かったという。朝鮮産馬は李王職牧場や民間牧場が生産した雑種馬あるいは新朝鮮馬(蒙古牝馬、あるいは朝鮮在来牝馬にその他の馬を掛け合わせた改良馬)であるが、国境競馬倶楽部では1931年に朝鮮の独自の馬種である済州島の朝鮮馬(済州島馬)36頭を購入し抽籤配布している。1931年の国境競馬倶楽部の済州島馬36頭購入を例外とすると、朝鮮の競馬では数量的には呼馬が多く抽籤馬は朝鮮競馬倶楽部で毎年20頭程度購入する他には少ない。 各年の各競馬場の出走頭数倶楽部/年度1926年1927年1928年1929年1930年朝鮮競馬倶楽部(京城) 172頭 114頭 312頭 312頭 232頭 平南レース倶楽部(平壌) 118頭 300頭 194頭 321頭 216頭 大邱競馬倶楽部(大邱) 203頭 356頭 釜山競馬倶楽部(釜山) 99頭 176頭 176頭 299頭 国境競馬倶楽部(新義州) 95頭 200頭 206頭 群山競馬倶楽部(群山) 87頭 147頭 161頭
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