最後の哨戒 1945年5月 - 6月・バーニー作戦とは? わかりやすく解説

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最後の哨戒 1945年5月 - 6月・バーニー作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 00:24 UTC 版)

ボーンフィッシュ (SS-223)」の記事における「最後の哨戒 1945年5月 - 6月・バーニー作戦」の解説

5月28日、ボーンフィッシュは8回目哨戒バーニー作戦参加して日本海向かった。このバーニー作戦は、この時点日本残されたほぼ唯一の重要航路打撃与えるものであり、対馬海峡機雷原突破日本海悠然と航行する日本船は、目標減少嘆いていた潜水艦部隊にとっては絶好スリルであり獲物であった。この作戦には9隻の潜水艦投入され「ヘルキャッツ」 Hellcats と命名された。各潜水艦は三群に分けられシードッグ (USS Sea Dog, SS-401) 艦長アール・T・ハイデマン少佐アナポリス1932年組)が総司令となった。ボーンフィッシュはタニー (USS Tunny, SS-282) 、スケート (USS Skate, SS-305) と共にウルフパック「ピアースズ・ポールキャッツ」 Pierce's Polecats を組み第一陣「ハイデマンズ・ヘップキャッツ」 Hydeman's Hep Cats5月27日出撃してから24時間後に出航し対馬海峡進出したリレー式に対馬海峡突破したシードッグ以下の潜水艦は三群それぞれの担当海域向かい6月9日日の出時と定められていた攻撃開始待った。「ピアースズ・ポールキャッツ」は能登半島以西沿岸部進出した6月16日朝、ボーンフィッシュは北緯38度40東経135度24分 / 北緯38.667度 東経135.400度 / 38.667; 135.400の丹後半島の沖でタニー会合し戦果報告行ったが、その報告日本資料によれば6月13日北緯38度30東経13657分 / 北緯38.500度 東経136.950度 / 38.500; 136.950の能登半島輪島沖合い120キロ付近で、新潟から清津向かっていた輸送船牡鹿山丸(三井船舶、6,892トン)を発見し、ボーンフィッシュは牡鹿山丸を雷撃によりあっさり撃沈した牡鹿山丸はバーニー作戦撃沈した最も大きな艦船だった。ボーンフィッシュとタニー十分な間合い取りながら6月18日朝まで共に哨戒行い、またボーンフィッシュは日本羅津清津間の交通路を断つべく富山湾での白昼潜航哨戒許可求めた6月18日朝、富山湾での哨戒許可得たボーンフィッシュは、北緯38度15分 東経13624分 / 北緯38.250度 東経136.400度 / 38.250; 136.400の若狭湾北方タニー別れた。これが、アメリカ側がボーンフィッシュを見た最後であった6月23日利尻島沖で集結した潜水艦中にボーンフィッシュがいないことに気づきタニー先任艦の務めとして幾度と無くボーンフィッシュとの交信試みた徒労終わった7月30日、ボーンフィッシュは喪失した判定された。

※この「最後の哨戒 1945年5月 - 6月・バーニー作戦」の解説は、「ボーンフィッシュ (SS-223)」の解説の一部です。
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